今週の週間見通し
マーケットの注目材料
米国市場
日本市場
本日の投資日記
米国市場
2023年11月9日
— ぽろ (@champoro1) 2023年11月9日
米株は下落。IMF討論会でパウエルFRB議長がタカ派発言。ハト派的な市場解釈に冷や水を浴びせた。
30年国債入札が低調な結果に終わり。10年債利回り上昇が株式の重荷となった。
全11セクターが下落し、ナスダック10連騰ならず。
S&P 500 Map https://t.co/hzCP7WOHnF via @FINVIZ_com
パウエル議長は現状の政策金利が十分に高い水準に達しているとは確信していないと語り、状況により追加利上げも躊躇しない姿勢が警戒された。また、債権利回りの上昇と金融政策の反応に「直線的な一線」を引くのは困難とのこと。
— ぽろ (@champoro1) 2023年11月9日
原油と金には安値拾いの買いが入るも、原油は引けまでに再度売られた。 pic.twitter.com/KcOM3v9QGb
パウエル議長発言と30年国債入札不調で下落。
連騰記録はナスダックは9、S%P500は8で終了となった。
どちらも1%も下げていないので調整というには穏やかな下落か。
やはり金利低下が進んでいないと株は上がりにくいのだな、と思える結果となった。
市場が利下げ期待まで膨らまし始めているので、パウエル議長もけん制のタカ派という気がする。
12月に利上げすると見る向きはほとんどないが、FRBに押さえつけられると一本調子での上げは難しそうだ。
また経済データが出てくれば材料視して株は上下どちらかに動き始めるだろう。
FRBが利上げ姿勢を撤回せざるを得ないほど経済、物価、雇用状況が悪化を見せれば金利低下も起こってくるだろう。
株価上昇のために悪いニュースを望む姿勢は歪んでいると思うが、継続すると思われる。
日本市場
2023/11/10
— ぽろ (@champoro1) 2023年11月10日
日経平均は反落。78円安の32,568円。
前日にパウエルFRB議長のタカ派発言で米金利が上昇して米株下落。それを受けての反落スタート。前日決算の主要個別銘柄の軟調もあり、前場は戻り売りなども見られ、一時400円近い下落も。
後場になると円安などもあり、最後は2桁下落まで下げ渋った。 pic.twitter.com/ULM2MNF6AT
米株安だけでなく、前日の大幅上昇の反動や週末ということを加味すれば2桁下落は健闘と思われる。32,500円も回復して週を終えることができた。
— ぽろ (@champoro1) 2023年11月10日
ドル円は年初来高値が近づき介入などの警戒感は高まっている。
一部では再度のバフェット効果を期待する声も。
週間では日経平均は618円の上昇となった。
昨日は意外高だったが、今日も意外な強さを見せた、
昨日はSQ絡みの売買で持続性ないと言われたが、今日はしっかり下値を買う動きが見られたように思う。
先高期待が強いのだろうか?
32,500円回復はポジティブだろう。
円安も好材料になったらしい。
米金利高は株にネガティブだが、円安要因になる。
日経TOPIXには外需企業も多く円安は支援要因と言われている。
しかし昨年来高値や年初来高値が近い状況で、円安をどれだけ喜べるかということはある。
政府の為替介入も、本当にやるの?って思われる状況ではあるが…
今週の日経の引けは良かった。
しかし来週はまた試練にさらされるような予感がある。
来週の火曜には日本の3月決算企業の決算発表がほぼ終わり、材料が1つなくなる。
米国では14日にCPIが発表され、17日には政府閉鎖の可能性もある、
FRBはパウエル議長中心にハト派ムードを表明しており、金利動向も引き続き日経に大きな影響を与える。
まだまだ下げにも警戒が必要そうだ、年末高ムードも昨日の米国で少し枯れてしまったような雰囲気も感じている。