ぽろの投資日記【相場コメント】

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【2023/11/10】パウエル議長タカ派発言と30年国債入札が不調で下落 日経は後場に下げ渋り32,500円を回復して終える

今週の週間見通し

 

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マーケットの注目材料

 

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米国市場

 

日本市場

 

本日の投資日記

米国市場

 

 

 

パウエル議長発言と30年国債入札不調で下落。

連騰記録はナスダックは9、S%P500は8で終了となった。

どちらも1%も下げていないので調整というには穏やかな下落か。

 

やはり金利低下が進んでいないと株は上がりにくいのだな、と思える結果となった。

市場が利下げ期待まで膨らまし始めているので、パウエル議長もけん制のタカ派という気がする。

12月に利上げすると見る向きはほとんどないが、FRBに押さえつけられると一本調子での上げは難しそうだ。

また経済データが出てくれば材料視して株は上下どちらかに動き始めるだろう。

FRBが利上げ姿勢を撤回せざるを得ないほど経済、物価、雇用状況が悪化を見せれば金利低下も起こってくるだろう。

株価上昇のために悪いニュースを望む姿勢は歪んでいると思うが、継続すると思われる。

 

日本市場

 

 

 

昨日は意外高だったが、今日も意外な強さを見せた、

昨日はSQ絡みの売買で持続性ないと言われたが、今日はしっかり下値を買う動きが見られたように思う。

先高期待が強いのだろうか?

32,500円回復はポジティブだろう。

 

円安も好材料になったらしい。

米金利高は株にネガティブだが、円安要因になる。

日経TOPIXには外需企業も多く円安は支援要因と言われている。

しかし昨年来高値や年初来高値が近い状況で、円安をどれだけ喜べるかということはある。

政府の為替介入も、本当にやるの?って思われる状況ではあるが…

 

今週の日経の引けは良かった。

しかし来週はまた試練にさらされるような予感がある。

来週の火曜には日本の3月決算企業の決算発表がほぼ終わり、材料が1つなくなる。

米国では14日にCPIが発表され、17日には政府閉鎖の可能性もある、

FRBはパウエル議長中心にハト派ムードを表明しており、金利動向も引き続き日経に大きな影響を与える。

まだまだ下げにも警戒が必要そうだ、年末高ムードも昨日の米国で少し枯れてしまったような雰囲気も感じている。