ぽろの投資日記【相場コメント】

相場の概況や思ったことを日々更新します。相場概況、個別銘柄やニュースへの意見はあくまで個人の意見であり、投資を推奨するものではありません。投資判断は各自で責任を持ってお願いします。 記事に記載のURLには商品の紹介や仲介料が発生するものが含まれる場合があります。(Amazonアソシエイトリンク等)

【投資関連本をピックアップ】Kindle本ビジネス書キャンペーン  2023年8月25日(金) ~2023年9月7日(木) 23時59分

2023年8月25日(金) ~2023年9月7日(木) 23時59分の期間にkindle本キャンペーンが開催されています。

 

キャンペーンの対象本から株式投資、資産運用、トレード等に関する書籍を抽出し分類しました。

 

ピックアップしたもののいくつかにコメントをつけています。

キャンペーン終了まで少しずつコメント追加していく予定です。

 

今回は投資本で有名なパンローリング社があり、日経BPがあるのでビジネス本が豊富です。

 

 

 

 

【最大50%OFF】

Kindle本ビジネス書キャンペーン

期間:2023年8月25日(金) 00時00分 ~2023年9月7日(木) 23時59分(日本時間)

 

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同時にkindle本のまとめ買いキャンペーンも開催中。

5冊以上購入する人はまとめて買うとポイント還元がお得になります。

 

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株式投資全般【日本人著者】

 

「不確実性」超入門 (日経ビジネス人文庫) Kindle版
田渕直也 (著) 

 

 

 

 

 

「想定外」が避けられないなら、
私たちはどう備えればいいのか。

リスクと向き合い続ける金融市場のプロが、
不確実性の本質とそれに対処するための方法論を、
幅広い事例とともに解説。

「想定外の時代」をサバイブする必須の教養書。

なぜ一流の学者でも市場の乱高下を予測できないのか。
コロナショックは本当に予測できない事態だったのか、
なぜもっとうまく対応できなかったのか……。

複雑化する現代社会では、不確実性の影響はますます大きくなっている。
世界にそもそも備わっている本質的要素である不確実性をよく理解し、
その性質を前提とした新たな世界の捉え方を伝える決定版。

※本書は『不確実性超入門』(ディスカヴァー・トゥエンティワン /2016年4月)を文庫化にあたって大幅加筆をしたものです。

 

去年この著作の初版である『不確実性超入門』を読んで衝撃を受けた。

大幅加筆した本作があることを知り紙の書籍ですぐに購入した。

 

その後に田渕直也さん著作を読みまくることになる。

 

この本との出会いは私にとって投資におけるエポックメイキングな出来事だった。

主に短期トレードに新しい判断軸が加わった読書体験で、目から鱗な体験で感動したのを覚えている。

 

人によっては身についている知識なのかもしれないし、歴史的な出来事の解説は投資やトレードと関係ないようにも思えるかもしれない。

しかし私はトレードはもちろん、人生やビジネスにおける見方に「不確実性」を取り入れることで見える景色が変わった。

田渕さんの本は今後どこかでまとめて紹介したいと思う。

 

今回セール対象で文庫938円が468円

 

 

 

投資される経営 売買(うりかい)される経営 (日本経済新聞出版) Kindle版
中神康議 (著) 

 

 

 

書籍タイトルがとても秀逸だと思う。

 

本書では、経営者からは見えづらい投資家の本性や生態・分類を明らかにした上で、長期投資家の投資ロジックを全て公開。長期投資される経営と短期売買される経営の分岐点とはなにかを明らかにします

 

長期投資家の投資ロジックは企業側だけでなく、それを知らない投資家にも有益だろう。

単行本2,420円がkindle版1,210円

 

 

 


実は大人も知らないことだらけ 経済がわかれば最強! Kindle版
DJ Nobby (著) 

 

 

 

音声配信プラットフォームVoicyの経済解説で有名なDJ Nobbyさんの書籍。

 

voicy.jp

 

わかったふりをしていても、実はわからないままにしていた、あんなことやこんなことまで、話題になったTOPICSを紐解き、経済の流れをゼロから解説。
経済に関する「なぜ?」や「こういうときはどうすればいい?」といった悩みまで、人気に経済系キャスター、Nobbyがスバっと解説。
読めば、「なるほど、そうだったのか!」と声に出したくなる、どこよりもわかりやすい経済入門書。

 

元日経記者の後藤さんとか好きな人はNobbyさんがフィットするような気がする。

 

単行本1,650円がkindleで825円


【合本版】会計クイズを解くだけで財務3表がわかる 世界一楽しい決算書の読み方 Kindle版
大手町のランダムウォーカー (著), わかる (イラスト) 

 

 

 

※本電子書籍は「会計クイズを解くだけで財務3表がわかる 世界一楽しい決算書の読み方」「会計クイズを解くだけで財務3表がわかる 世界一楽しい決算書の読み方 [実践編]」の2冊合本版です。

 

kindle版のみ1,595円。

 

 

単行本1,540円が770円

 

 

単行本1,650円がkindle版825円

 

決算書では大手町のランダムウォーカーさんの上記書籍が対象になっていました。

 

大手町さんの固定ポストを貼っておきます↓

 

 

 

 

経済指標 読み方がわかる事典 日本&世界の景気を把握し先読みする Kindle版
森永康平 (著) 

 

 

 

単行本1,980円が990円

 

 

●投資をするときのポイントがわかる! 経済ニュースが読めるようになる!
●経済指標64項目の読み方と使い方を初学者にもわかりやすく解説!
●個人投資家や金融関係者、経済学部生にも役立つ経済の基礎知識!
●電子書籍からは、Web上の各指標へのアクセスも容易!

 

私は電子版持っていますが、各指標へのアクセス便利だなと思って買いました。

ぶっちゃけ全部投資判断に使える指標ではないですが、経済指標をそれぞれ敢えて詳しく調べる人は長期的に投資で有利になっていくと思います。

 

 

米国商品情報を活用して待ち伏せする “先取り”株式投資術 Kindle版
松本英毅 (著), 東条麻衣子 (著)

 

 

 

 

 

前から見て気になっていたのだが、買うタイミングを伸ばしていた。

CFDでの商品トレードを今後強化しようと思っているので、参考になればいいなと今回買ってみようと思っている。

 

「米国の商品情報を活用する」というかなり珍しい視点からのアプローチ。

類書がなさそうなので、読んでみるのが楽しみ。

 

割安投資(バリュー投資)

 


賢明なる投資家 ウィザード・ブックシリーズ10 Kindle版
ベンジャミン グレアム (著), Benjamin Graham (著), 土光 篤洋 (翻訳) 

 

 

 

世界的にバリュー投資が見直されてきている流れなのかもしれません。日本でもITバブルがはじけた今、バリュー投資を勉強したいと願う方には、バフェット、マンガーとともにお勧めしたい「投資家の教科書」です。

 

発売日は2000年で23年前。

 

単行本4,180円がkindle2,090円

 

どうでもよい指摘だけど、帯のバフェットの写真に「ししょうー」の文字

このノリは一体(笑)

 

 

 

証券分析 Kindle版
ベンジャミン・グレアム (著), デビッド・L・ドッド (著) 

 

 

 

 

 「不朽の傑作」ついに完全邦訳!

「古典」――この言葉ほど1934年に出版された『証券分析』の第1版にぴったりと当てはまるものはない。本書はベンジャミン・グレアムをウォール街で不滅の存在にした不朽の傑作である。ここで展開されている割安な株式や債券のすぐれた発掘法にはいまだに類例がなく、現在も多くの投資家たちが実践しているものである。

グレアム/ドッドの『証券分析』は本当に不朽の傑作である。第1版から第5版までのこのシリーズは、60年以上にわたって100万人以上の投資家たちに読み継がれ、今でも投資家たちのバイブルである。本書は、グレアムとドッドのバリュー投資法の神髄を余すところなく伝え、1929年のあの歴史的なニューヨーク株式大暴落の5年後に出版された本書のメッセージは今でも新鮮でちっとも輝きを失わず、現代のわれわれに多くの示唆を与えてくれる。それは時を超えたかけがえのない知恵と価値を持つメッセージである。

 

 

投資本でもっとも有名な古典、ベンジャミン・グレアムの著作が今回セール対象に。

 

単行本10,780円→5,390円

って高いな~。kindleで半額にはなってはいるけど。

これは投資の読み物趣味人向けかと。

 

 

 

バフェットからの手紙 第5版 Kindle版
ローレンス・A・カニンガム (著), 増沢浩一 (翻訳), 藤原康史 (翻訳), 井田京子 (翻訳) 

 

 

 

日米で超ロングセラーの『バフェットからの手紙』第5版がついに登場!

バフェットとローレンス・カニンガム教授との歴史的な出会いによって生まれた、ウォーレン・バフェットとチャーリー・マンガーとバークシャー・ハサウェイ社の哲学の集大成! 「バフェットが最も多くのサインをした本」との称号を与えられた本書は、まさにその内容も人気も寿命も永遠である。大局的で、分かりやすくバフェットやバークシャー・ハサウェイの考えや哲学をまとめた本書を読むたびに新しい発見がある!

これからバフェットを知ろうと思う読者も、バフェットをよく知る読者も、バフェットの実績に圧倒されるばかりの読者も、分野別にカニンガム教授が要約・整理したバフェットの含蓄ある「株主への手紙」を文章を読めば、本書以外では絶対に知ることのできないバフェットやマンガーの深遠な知見に接することができるだろう。

 

 

単行本2,420円がkindle版1,210円

 

 


1分間バフェット お金の本質を解き明かす88の原則 Kindle版
桑原 晃弥 (著) 

 

 

 

本書は、世界最高の投資家=ウォーレン・バフェットのメッセージを88個紹介する語録集。そのメッセージを通して、通勤時間や待ち時間など、「スキマ時間の1分間」を活用し、バフェット流マネー哲学をマスターすることができる。

 

kindle版385円とお買い得。

1分間という簡易な書籍に思えるが、バフェットの言葉は深い。

年数が経っているせいか、単行本は値段が高くセールで激安なkindle版購入がおすすめ。

 

購入記録を見たら2017年に買っていた。

目次をざっと見たら覚えていない言葉も多かったので再読してみようと思う。

 


テンプルトン卿の流儀 Kindle版
ローレン・C・テンプルトン (著) 

 

 

 

本書では、テンプルトン卿の実証済みの投資選択を貫く方法を概観したあと、最高の成績を上げたその歴史的事例を紹介するとともに、今日の投資家がテンプルトン卿の勝利につながるアプローチを自分のポートフォリオに取り入れる方法を説明する。そして、「悲観の極み」で投資するという最も有名な原則を詳しく述べたうえで、テンプルトン卿が「悲観の極み」の時点をとらえて成功につなげるために生涯を通じて用いてきたテクニックを解説する。

本書ではテンプルトン卿の投資戦略の裏側が初めて明かされると同時に、次のことを学べる。

●ほかの投資家が悪材料に過剰反応しているときに冷静さを保つ方法を身につけること
●テンプルトン卿のような株式のバーゲンハンターになること、つまり、感情に突き動かされた投資家が投げ売りする株を買い、必死に買おうとする株を売ること
●世界に目を向け、幅広くバーゲン株を買えるようになること
●分散化を通じてポートフォリオを保護すること
●銘柄選択の際に定性的な根拠だけでなく定量的な根拠を基にすること
●どんな市場条件にも耐えられる実効性の高い投資戦略を採用すること

 

単行本3,080円がkindle版1,540円

 

 


バフェットとマンガーによる株主総会実況中継 バークシャー・ハサウェイから投資に必要な知恵のすべてを学んだ Kindle版
ダニエル・ペコー (著), コーリー・レン (著), 田中陸 (翻訳), 長岡半太郎 (読み手) 

 

 

 

本書は、32年に及ぶバークシャー・ハサウェイの年次総会でウォーレン・バフェットとチャーリー・マンガーが株主たちに言ったり、株主からの質問に答えた教訓や知恵や投資戦略について、ダニエル・ペコーとコーリー・レンの著者たちがまとめたものである。

 あなたが言い尽くされた古い投資の理論を探しているのなら、本屋にあふれる何百冊もの投資本を読んでほしい。しかし、投資に真剣に向き合い、本当に信頼に足る投資本をあなたが探しているのなら、本書以上にもう探す必要はない!

 バフェットとマンガーによる、時代を超えた寛大で陽気で皮肉たっぷりの知恵が詰まった本書は、あなたが真面目な投資家であるならばあるほど、もうページをめくる手を止められないだろう。

 

今回買ってみようと思っている書籍。

バークシャーの年次総会は毎年テレビなどでも話題になりますね。

2人の年齢の合計は200歳近いのだが、頭脳明晰で長時間の投資とは関係ない話まで展開される含蓄ある会話。

コロナ前は一度は現地に行ってみたいなどと思ったりもしたが。

 

単行本3,080円がkindle版1,540円

 

 

完全なる投資家の頭の中 ──マンガーとバフェットの議事録 Kindle版
トレン・グリフィン (著)  

 

 

 

バークシャー・ハサウェイの洞察力に満ちた副会長であり、ウォーレン・バフェットの無二のパートナーであるチャーリー・マンガーは、これまで何回もマーケットを上回るパフォーマンスを上げてきた。しかし、彼はそれがどの投資家にもできることだと考えている。彼の手法の基となっているのは独自の「基本的な智慧」(経済学、ビジネス、心理学、倫理学、経営学などにかかわる一連の学際的なメンタルモデル)で、これによって彼は投資から感情を排し、誤った判断を招きかねないよくある「落とし穴」を避けているのだ。

 

チャーリー・マンガーに焦点を当てている投資本は珍しいイメージ。

 

単行本2,200円→kindle版1,100円

 

成長株投資(グロース投資)

 

 

オニールの成長株発掘法 【第4版】 Kindle版

 

 

オニールの成長株発掘法 【第4版】

オニールの成長株発掘法 【第4版】

  • パンローリング株式会社
Amazon

 

ベストセラー『マーケットの魔術師』(パンローリング)で紹介されたアメリカ屈指の投資家であるウィリアム・J・オニールがやさしく解説した大化け銘柄発掘法!
株式投資では、ファンダメンタルズ情報を基礎に投資する銘柄を決定する場合、大きく分けて2種類のタイプがある。世界一の投資家であり、資産家であるウォーレン・バフェットが実践する「バリュー投資」と、このオニールの「成長株投資」だ。 オニールの投資法とは、比較的小さな会社のうちから、成長の速そうな株を探し出し、短期間うちに利益を上げていく方法である。市況が良い(強気相場)、悪い(弱気相場)に関係なく、オニールが独自に開発したエレガントで芸術的な銘柄選択法である「CAN-SLIM」法を学べば、大化けしそうな成長銘柄を簡単に見分けることができる。

第4版の本書では大化け銘柄の発掘法とともに、2000年と2008年のような暴落から身を守る方法も明らかにされている。また、1880~2009年に大化けした銘柄の詳しい解説付きのチャートを100枚掲載し、初心者にもひと目で分かるような工夫が施されている。

 

単行本4,180円→kindle版2,090円

 

オニールの相場師養成講座―成功投資家を最も多く生んできた方法 Kindle版
ウィリアム・J. オニール (著) 

 

 

 

 

グロース投資家に人気のあるオニール。

ブログやツイッターでオニールを名乗る人、YouTubeでもCAN SLIMの解説は多いですね。

 

 

 

ミネルヴィニの成長株投資法 Kindle版
マーク・ミネルヴィニ (著) 

 

成長株投資の神 Kindle版
マーク・ミネルヴィニ (著) 

 

 

 

本書で学べることとは、

・最良の銘柄を大幅に上昇する前にどうやれば見つけられるのか

・ほとんどの投資家がする手痛い間違いをどのように避けるか

・いかに損失をコントロールして、利益を守るか

・高リスクの状況をいかに避けるか

・正確にいつ買って、いつ売るべきか

・新規公開株を買う方法

・急上昇して並外れたパフォーマンスを達成する銘柄に伝統的な株式評価が通用しない理由

 

単行本3,080円がkindle版1,540円

 

成長株投資の神

成長株投資の神

Amazon

 

米最高峰の成長株投資家が一堂に会して質問に答えた!

 実際にトレードを行っているあらゆるレベルの人たちから寄せられた、あらゆる角度からの130の質問に、アメリカ最高のモメンタム投資家4人が隠すことなく赤裸々に四者四様に答える!

 

単行本3,080円がkindle版1,540円

 

 

ミネルヴィニ氏のXのアカウント

 

 

 

 

 

私は「ミネルヴィニ先生の米国株🧙🏻‍♂️@minervinimatome」を参考にさせてもらっています。

 

 

 

 

 

月次情報で“伸びる前”に買う 割安成長株投資入門 ──「持続的に成長し続ける企業」を探して、「割安な時期」に買い、長く保有する方法 Kindle版
はっしゃん (著) 

 

 

 

単行本3,080円がkindle版1,540円

 

ご本人によるご著書の比較表が参考になります。

 

 

 

 

はっしゃんさんの情報処理能力は凄くて、この情報量把握して決断できるんかと思うこと多数です(笑)

 

 

日本の企業

 

以下に紹介する企業本は今回のセール本対象で目についたものを選びました。

 

投資対象の企業、消費者として好きなブランド、書籍を読んでみるとその対象をより立体的に知ることができるはず。

 

会社関係の本は社長や創業者が社会的にPRするために作っている著作も多いし、やたらきれいなことをいう社長本が多いのも事実。

なので特に投資対象とする本ではあまり陶酔せず、冷静に見ることが大切。

もちろん熱狂的に保有したくなる企業を全力応援も素敵なことだとは思います。

 

企業経営は厳しい競争の世界なので、時代遅れになってしまっている考え方や、そもそも出版時とは環境が全く変わってしまった企業もあるかもしれないですね。

その一方で、時代を超えた考え方、時を経ることで強靭さを増す経営はたしかにあるとも感じています。

読み手次第で企業本から多くのモノを引き出せると思っています。

 

 

 

小倉昌男 経営学 Kindle版
小倉昌男 (著) 

 

 

 

一方で、並々ならぬ決断力を持っていたのだと思わせる記述がいくつかある。宅急便に注力するため、大口の取引先であった松下電器との長期にわたる取引関係を終結させたこと、三越岡田社長のやり方に反発し、「とてもパートナーとして一緒に仕事をしていくことはできなかった」として取引関係を解消したこと、運輸省を相手に訴訟を起こしたこと…。いずれも確固たる論理がその根底にあった。それにしても見事な決断力と言わざるを得ない。

 

単行本1,470円がkindle版770円

 

たまたま学生の頃に読んだのですが、三越社長とのやり取りと運輸省相手の訴訟の件は読んでいて感情が高まった記憶があります。

公権力と民間について個人的に強く記憶に残る著作です。

 

 

 

ソニー再生 変革を成し遂げた「異端のリーダーシップ」 (日本経済新聞出版) Kindle版
平井一夫 (著) 

 

 

 

ソニー元経営トップによる初めての著書!
異端のキャリアから生まれた経営哲学を語る!

かつて世界にその名をとどろかせたソニーは、未曽有の危機に見舞われていた――。
2012年3月期、5000億円を超える大赤字の中でソニー社長の重責を引き受けた著者は、
なにから手をつけ、復活を果たしたのか。
本書では、ソニー再生という難題に挑んだ「異端社長」の知られざる歩みを振り返る。

キャリアの始まりはCBS・ソニーでの音楽事業。
バラバラだったソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)・アメリカを改革し、
次にプレイステーション3の販売不振に悩むSCEを立て直す。
そしてソニー社長となり、巨額赤字に苦しんだ名門企業を再生。

3度のターンアラウンドに成功した「変革のプロフェッショナル」は、
異端ともいえるそのキャリアで何を身につけたのか。

「異見を取り入れろ」
「リーダーはEQが高くあれ」
「痛みを伴う改革は先送りせずやり遂げる」
「社長は自社商品の一番のファンでなければならない」……
いまの時代だからこそ求められる経営哲学を自ら語る。

 

 

私が社会人になりたての頃のソニーはテレビ事業などでガタガタだった。

製品としては日本メーカーでは好きだったのだが、他メーカーよりマシという程度でアジア勢などにシェアを侵略されて終わりという雰囲気が漂っていたように思う。

 

ところが今のソニーは上手く立ち回って家電メーカーを脱却し、ソフトで稼ぐ体制が強くなっていっている。

 

名門企業が復活をするというのは並大抵のことではない。

小回りは効かないし、現役社員以外のOBなどが会社の方向性に権利が無くても口を出してくる。

赤字が続くとまともな社員が流出する、もしくは新入社員などがダメな部署の雰囲気に染まってしまう。

従来路線の継続をする社長を選んでは改革はあり得ないのだが、ダメな組織ほど崩壊(事業破綻、競合に買収)するまでダメな人事を続けてしまう。

 

崩壊の道を歩まなかった名門復活の事例は、ソニーに投資するかに限らず参考になりそうだ。

 

単行本1,760円がkindle版880円

 

ネット興亡記 敗れざる者たち (日本経済新聞出版) Kindle版
杉本貴司 (著) 

 

 

 

記事の更新日には、ツイッターでトレンド入り。
各所で絶賛された人気連載が待望の書籍化!

野望、歓喜、破壊と創造、裏切り、絶望、嫉妬、勝利と敗北、再起。
ある者は去り、ある者は踏みとどまった――。

本書はネット革命の荒波にもまれた起業家たちの苦悩と挑戦の軌跡を追った
熱きビジネスノンフィクションだ。
「平成」から「令和」への約1万日にわたる人間ドラマを追い、
圧倒的な取材量と文章力で描き出す!

 

同時代を生きたからかもしれないが、読み物として非常に面白い。

連載時に電子版で読んでいて胸が熱くなった。

サイバーの藤田社長や楽天の三木谷社長などの臨場感あふれるノンフィクション、株式市場でもショックをもたらしたライブドアの堀江社長。

iモード、mixi、LINE、メルカリといった日本のネットサービスの変遷は同時代を生きたものだけが分かる感覚が満載だろう。

今の若者にはネット環境が当たり前すぎてこの内容は響かないかもしれないが、当時は本当にウェブ広告もECモールも手探りで何もないところから拡大していったのだ。

 

単行本2,200円がkindle版1,100円

 

 

優しい社長が会社を潰す Kindle版
上野 直彦 (著), 安藤 広大 (著) 

 

 

 

 

創業4年で上場、すでに2000社以上の会社が導入し、「いま、もっとも人と組織を成長させる」と話題の組織マネジメントノウハウ「識学」。しかし、たとえば「部下のモチベーション管理をするな」「上司は部下ともっと距離を取れ」といったその教えは、これまでの常識とは正反対の部分もあるため、新たに識学が導入された組織では反発や不安が生じることも少なくない。
本書は、そうした「識学」を早い段階で導入したある企業が、社員や上司、ときには社長自身の心理的な反発や不安を一つずつ解消しながら、機能不全に陥っていた組織の再生を成し遂げ、危機を克服していく様子を描いたビジネスノベルである。
どのようにネガティブな反応が解消されていくのか、実際にはどのように組織が生まれ変わっていくのか、物語の形で擬似体感ができる。
なぜ、優しい社長が会社を潰してしまうのか? 本書を読むことで、その答えがおのずから明らかになる。

 

上場した「識学」が資料を読んでみても良く分からないので、去年Audibleで聴いてみた。

ビジネスノベル形式で理解しやすかった。

いい人であろうとするとぶつかってしまう組織運営の壁があり、そこに安藤社長本人と思われるアドバイザーが現れて。。。

 

識学の安藤社長の著作は『リーダーの仮面』『数値化の鬼』『とにかく仕組み化』のビジネス書が売れているようだ。

こちらの著作は分かりやすさという点では馴染みやすいものだろう。

 

単行本1,760円がkindle版880円

 

 

 

不格好経営 (日本経済新聞出版) Kindle版
南場智子 (著)  

 

 

 

 

 

なぜ倒産 23社の破綻に学ぶ失敗の法則 Kindle版
日経トップリーダー (編集), 帝国データバンク (その他), 東京商工リサーチ (その他) 

 

 

 

 

 

 

任天堂“驚き”を生む方程式 (日本経済新聞出版) Kindle版
井上理 (著) 

 

 

 

 

 

関西スーパー争奪 ドキュメント 混迷の200日 (日本経済新聞出版) Kindle版
日本経済新聞社 (編集) 

 

 

 

 

 

楽天IR戦記 「株を買ってもらえる会社」のつくり方 Kindle版
市川 祐子 (著) 

 

 

 

 

社長失格 Kindle版
板倉 雄一郎 (著) 

 

 

 

 

パナソニック覚醒 愛着心と危機感が生む変革のマネジメント Kindle版
樋口 泰行 (著) 

 

 

 

 

 

失敗を語ろう。「わからないことだらけ」を突き進んだ僕らが学んだこと Kindle版
辻 庸介 (著) 

 

 

 

 

みずほ、迷走の20年 (日本経済新聞出版) Kindle版
河浪 武史 (著) 

 

 

 

 

 

スノーピーク「好きなことだけ!」を仕事にする経営 Kindle版
山井太 (著), 日経トップリーダー (編集) 

 

 

 

 

 

運は創るもの 私の履歴書 (日本経済新聞出版) Kindle版
似鳥昭雄 (著) 

 

 

 

 

 

人気飲食チェーンの本当のスゴさがわかる本 Kindle版
稲田 俊輔 (著) 

 

 

 

多くの人が普段から利用するであろう「飲食チェーン店」。
「チェーン店なんておいしくない」「安くて便利だから仕方なく使うだけ」「時間も金もないからこんなところで飯を食べている」
といったネガティブなイメージを持っている人が多いのではないだろうか。

しかし、複数の飲食チェーンを経営するプロは、チェーン店は実は「宝の山」だと指摘する。

サイゼリヤのオリーブオイルと粉チーズがスゴい! 本格派デニーズのデリーチキンカレー! バーミヤンラーメンのスープはダシが絶品! マクドナルドの肉はケッチャップ抜きがうまい ご飯が食べたくなる松屋のニンニクの秘密etc

 

食べログなどの飲食店評価システムが浸透すると、安いだけ立地だけの飲食チェーンは人が寄り付かなくなる。

などとコロナ前には言われたりもしたが、コロナ後の現在も飲食チェーンは残り続けている。

物価高も個人店よりは抑え込めるだろうし、コスパやタイパを求める人、感染を恐れる人にとっては安全な食事提供の場所となるだろう。

磨き上げた仕組みが相当強いので、その仕組みをしるのに役立つ一冊となる。

 

単行本587円がkindle版399円

 

海外の企業

 

パラノイアだけが生き残る Kindle版
アンドリュー・S・グローブ (著), 佐々木 かをり (翻訳) 

 

 

 

パラノイア(病的なまでの心配性)だけが生き残る――。これはインテルを世界的な企業に育て、現在もシリコンバレーの経営者たちに尊敬されているアンドリュー・グローブ氏のモットーだ。

成功すればするほど、そのうま味を味わおうとする人びとが群がり、食い散らかし、そして最後には何も残らない。

そして、テクノロジーが発展し、顧客の好みが変わり、規制が変わることなどから、「戦略転換点」が襲いかかる。これを見逃したら、企業にとっても、個人のキャリアにとっても命とりだ。

チップのバグで4億7500万ドルの巨額損失を計上したり、日本メーカーの攻勢で主力メモリー事業からの撤退をしたり、修羅場を乗り越えた「パラノイア」(超心配性)である著者が、「戦略転換点」を見極め、予測不可能な世界でしぶとく生き残るための方法を教える。

 

単行本1,980円がkindle版990円

 

私がこのタイトルとなっている言葉を知ったのは20年ほど前の梅田望夫さんの書籍だった。

「そうか、経営というの病理的な臆病さを持ったひとの方が上手くいくこともあるんだな」と深く印象に残った。

そのごも節々でこの言葉を紹介する書籍にあった。

最近では田渕 直也さんの書籍で目にした。こちらは「カサンドラの声を聴け」という言葉も紹介されていた。

個人的に「パラノイアだけが生き残る」を紹介する著者の作品は好きになってしまう傾向がある。

 

 

 

世界「倒産」図鑑 波乱万丈25社でわかる失敗の理由 Kindle版
荒木 博行 (著) 

 

 

 

 

ティム・クック-アップルをさらなる高みへと押し上げた天才 Kindle版
リーアンダー・ケイニー (著), 堤 沙織 (翻訳) 

 

 

 

 

 

ジョナサン・アイブ 偉大な製品を生み出すアップルの天才デザイナー Kindle版
リーアンダー ケイニ― (著), 関 美和 (翻訳), 林 信行(序文) (その他) 

 

 

 

 

 

 

 

ウーバー戦記:いかにして台頭し席巻し社会から憎まれたか Kindle版
マイク・アイザック (著), 秋山 勝 (翻訳) 

 

 

 

 

 

 

FX

 

「強い円」はどこへ行ったのか (日経プレミアシリーズ) Kindle版
唐鎌大輔 (著) 

 

 

 

これは、日本に対する最後の“警鐘”かもしれない。
市場が放つメッセージの真相を解説。

急速に進んだ円安。
「国内外の金利差が原因だ(米国の利上げによるドル高の裏返しだ)」
「日本が売られているのだ」
「今回は悪い円安だ!」
「やがて日本国債も暴落する!」
さまざまな議論が交錯するなか、2022年5月には20年ぶりに1ドル=130円台をつける。その後も軟調気味に一進一退を続け、「50年ぶりの円安水準」に直面した。
果たして今回の円安はなぜ起こったのか?
円安の何が悪いのか?
つまるところ「円安は日本売り」であり、「経済低迷に根本的な手を打たない日本政府に対する市場からの警鐘」である。現状の為替の動きは「日本回避」の兆候であり、まさに「買い負け」は今の日本を的確に表現している。日本(円)経済が岐路に立たされていることを象徴しているということだ。
そして、円安で得をするのは、輸出や海外投資の還流に近いグローバル大企業だけで、内需主導型の中小企業や家計部門にはデメリットが圧倒的に大きく、結局、円安は両者の格差を拡大する。言い換えれば、今回の円安は、日本における優勝劣敗を徹底する相場現象と認識すべきかもしれないのだ。

本書は定評あるアナリストが、今回の円安の構造的要因を冷静に分析しながら、将来に向けて捉えるべき課題をコンパクトに整理。為替を軸にみた日本経済の置かれた現状を解説する緊急出版。

 

これが出版されたのは22年の9月で、当時20年ぶりの円安が世間を騒がせていた。

マスコミが騒ぐ中でドル高円安が進み、結局は150円台に到達した。

その年の12月に日銀が金融政策をサプライズで修正したりで、23年は円高予想がされたのだがこれを書いている8月付近で結局また146円とかのドル高円安となっている。

 

唐鎌氏はモーサテなどの主要メディアでも人気が高いようだ。

私はテレビは見ていないが、東洋経済のコラムが出るたびに必ず読んでいる。

 

為替相場はファンダメンタルズで投資判断する人は少ないかもしれないが、唐鎌氏の指摘はとても勉強になる。

知識的について行けない部分も実は多いのだが(笑)、今後も読んで参考にしていきたいと思う人物の1人である。

 

 

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相場読み物【海外著者】

 

パンローリング書籍は海外著者の古典が多いが、同時代ではない外国のこと、言語が翻訳という段階を経ると現代日本人には難易度が高いものも正直多いと思う。

しかし時代を超えて残っているものには、読んでみる価値が高いものもあるはず。

 

 


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ローレンス・A・コナーズ (著), 山口雅裕 (翻訳)  

 

 

 

 

 

 

新訳 バブルの歴史 ──最後に来た者は悪魔の餌食 Kindle版
エドワード・チャンセラー (著) 

 

 

 

「太古の昔から現在に至るまでの投機の狂気について見事に調べ上げよく書かれた本である。今、株式市場に関与している人はもちろんのこと、これから乗り出そうと考えている人にとっても絶対に読むべきものだ」――ジョン・ケネス・ガルブレイス

狂気の投機史
人はなぜお金が絡むと愚行に走るのか?
「バブル」という人間の強欲と愚行と狂気を描いた古典!

本書は17世紀から現在に至るまでの株式市場における投機の歴史を生き生きと描き出したほかに類を見ない魅力的な書である。投機の精神の起源を古代ローマにまでさかのぼり、それが近代世界によみがえった様子を年代順に、分かりやすくまとめている。近代でのバブルの始まりとは、1630年代にオランダで起こったチューリップバブルだった。

 

タイトルの「最後に来た者は悪魔の餌食」という副題がたまらない。

古典はこういう言い回りがあるのが好きです。

 

株式市場でバブルはいずれ起きるし、金融危機も必ず起こると確信している。

なぜなら資本主義や株式市場は人間の欲・感情が渦巻く世界であり、欲と感情に多くの人を巻き込み資金集中を招くから。

合理的理由があるから上がる投資と、買うから上がる投機の世界は表裏一体であり境目は無い。

限界までのチキンレースをやりたいのが人間だし、その暴走は金融危機を起こすまで過熱する。

 

バブルが起きた1年後にバブルが起きる可能性は少ないと思うが、数10年も経てば新たな投資家がまた欲にまみれてクラッシュするまでやってくれるだろう。

投資家が入れ替わり人間の欲がある限り、不滅なのがバブルだろう。

 

 

 

株式トレード 基本と原則 Kindle版
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