ぽろの投資日記【相場コメント】

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2023年6月12日【日本市場】様子見姿勢のはずの日経平均は急落後の急騰と忙しい1日 時間外で先物開始直後に強含みボラが高い状況が続くか

寄り前

 

 

前場後場

 

 

 

 

 

 

大引け

 

 

  • 日経平均は続伸し168円高の32,434円
  • 3桁上昇スタートで前場は上げ幅を広げて終了
  • 後場寄り付き付近で急速に値を消すもマイナス圏には沈まずに切り返し3桁上昇を奪還
  • プライム市場の上昇銘柄数は1,441、下落銘柄数は336
  • 出来高は11億6,233万株、売買代金は3.04兆円
  • TOPIXマザーズは年初来高値を更新した

 

 

 

コメント

 

後場に急落も切り返して強さを再度示した感じの1日。

 

明日に岸田首相が少子化対策の会見(この日「こども未来戦略方針」を閣議決定予定)

16日には「骨太の方針」を閣議決定予定

今週のどちらかで衆議院解散総選挙の表明が期待する憶測があるようだ。

 

その発表がなければ今週はFOMC待ちで様子見姿勢と思われていたのだが、今日は様子見どころではない値幅が出た。

急落してからの切り返しだったが、イベント前の利益確定VS押し目買い勢という構図だろうか。

売り買いのうち国内投資家と国外投資家がどんな割合かなぁ。

 

今日は新興銘柄が強く、マザーズ指数が3%を超える上昇。

解説記事を見ていると個人が買いに回ると、海外勢が売りに回って終わりというフラグを立てているように見えている。

個人投資家には往復ビンタや大損がお似合いと思われている気がするのは、個人投資家である私のうがった見方かな?

 

 

これを書いている今、理由は分からないけど日経先物が強く上がっている。

時間的に海外投資家が活発になったからかもしれないけど、海外投資家にとって日経平均はたいして材料ない日の幕間つなぎの売買対象なのかな?

 

ボラが激しいのでごく短期で参入するか、FOMC通過するまで静観しようかと。

 

本日の米国市場見通し

 

前週末の米国株は様子見姿勢が強まる中でもセンチメント改善から上昇して終えた。

テクニカル的に上値を試しやすいチャート形状なことと、S&P500の強気相場入り節目の4,300ポイントも上回っている。その他にも個人投資家のブル姿勢が示されたことは追い風となっている模様。

週間ではナスダック総合は0.14%高と小幅ながら7週続伸で2019年11月以来の長期連騰を記録している。

 

明日のCPIと明後日のFOMC前に様子見で一進一退が相場解説のセオリー。

しかしCMEのフェドウォッチでは6月の利上げ見送り確率が70%、7月の利上げ確率が70%というなんとも読みにくい状況。

値動き次第で相場の捉え方も何とでもなりそうで事前予想は不可能かと思う。

 

 

アジア時間に原油相場が軟調地合いとなっている。

OPEC+会合減産姿勢の効力が早くも切れて70ドル割れが常態化するのだろうか。