【24/3/9】米株はエヌビディアが5.55％安となってハイテク売り　ＳＯＸ指数-4.03％　日経先物は38,790円と急落

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米株は3指数がそろって3日ぶりの反落。

雇用統計の結果は無難に消化したが、エヌビディアが5％高から急落して終値で-5.55％となりハイテク中心に売られた。

決算を発表したブロードコムが売られたことから、半導体に警戒が高まった結果か。

SOX指数は4.03％安と大幅安となっている。

ナスダックとＳ＆Ｐ５００は取引時間中の最高値を更新したが、終値ではナスダックが1％超の下落となった。

寄り付き前の雇用統計では非農業部門雇用者数が予想を上振れ、失業率が予想より悪化、平均時給の前月比伸び率は予想を下回った。

発表直後に米金利が上昇しドル高も、すぐに急低下してドル安となった。

非農業部門の増加は警戒されたが、全体としては弱い結果と判断されたと思われる。

雇用統計の1月分は＋22.9万人と、速報の+35万人から大幅下方修正された。

12月分は速報の18.2万人から17.3万人へ下方修正され、発表から2カ月分で16.7万人下方修正された。

この翌月以降の下方修正の顛末を見ると、非農業部門雇用者数を気にするのは誤った反応に思える。

しかし市場が反応するからにはチェックせざるを得ない。

週間ではダウ平均0.93％安と2週続落。

ナスダック総合が1.17％安、S&P500が0.26％安で3週ぶりに反落した。

日経平均先物（6月物）は前日比745円安の3万8785円で終えた。

ドル円は147.074円と円高で終えた。

SOX指数4％安が効いている。

前日の日経平均現物の終値は39,688円なので、急落したといえる。