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前日の相場コメント
■米国相場
主要3指数が下落して終えた。
ISM非製造業が予想を上回り利下げ期待が後退で10年債利回りが上昇した。
パウエル議長のテレビ番組での利下げへの慎重な姿勢も、利下げ期待を後退させた。
ダウ指数はマクドナルドの決算反応が悪く、大きく下落している。
スナップは全従業員の人員削減を発表。
他のSNS企業が人員削減を続ける中、追随せずに業績を上げることは困難な風潮となっているのだろう。
エスティローダーは従業員の3-5%を削減するとのこと。
こちらは中国市場が奮わないことで構造改革の一環のようだ。
今回の決算発表では経営手法として人員削減がより一般的になっているように感じる。
リンク(日経などは有料会員記事)
■日本相場
米国の下落した指数反応を受け、小安く始まると予想されている。
エヌビディアが5%近く上昇して終えたこと、米金利上昇でドル高円安が支援要因になるだろう。
後場のトヨタ決算が日経TOPIXの雰囲気に影響を与えそうだ。
リンク(日経などは有料会員記事)
日本時間6日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は下落した。3月物は前日の清算値と比べ40円安い3万6340円で終えた。
■その他
今年の大統領選挙は「バイデンVSトランプ」で決定か。
自民党と共和党の党員、米国民ともに相手の勝利が絶対許せない選挙結果になることは確定か。
日本製鉄のUSスチール買収はただでさえ政治マターになるところを、大統領選挙年でより摩擦が厳しくなるだろう。
トランプ氏でもバイデン氏でも大統領が賛意を表明することは無く、鉄鋼関税を課した実績のあるトランプ氏には格好の叩き材料になるだろう。
「もしトラ」は水面下で日本企業の経営計画などに影響を与えているのではないか。
K-POPのチケットの平均単価は約1万2800円と他ジャンルの平均の1・5倍だが、BLACKPINKやSEVENTEENといった人気アーティストが興行をけん引している。日本国内で開かれた総ライブ公演の動員数の内訳では、上半期は10人に1人がK-POPの観客だった。
こうした勢いの一段の追い風になるとして国内の音楽業界が注目するのは、昨年発給要件が緩和された外国人歌手向けの興行ビザだ。
日本政府は23年8月、出入国管理・難民認定法の一部を改正した。滞在日数の条件を15日以内から30日以内に拡大したほか、会場規模が100席以上、飲食物の有償提供なしといった開催条件がなくなった。
紅白などを見ても人気があるのは感じていたが、実際には国内開催ライブ観客の10%がK-POPなんだ。
しかもチケット平均単価が1.5倍でそのシェアだから、需要はもっとあるのだろう。
背景には政府の規制緩和の動きもあり、と。