ぽろの投資日記【相場コメント】

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【24/5/5】週間見通し

米国は経済指標は目立ったもの無し決算終盤 日本は4日立会いで決算が本格化、ドル円動向に注目

 

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最新の株式指数チャート等は下記URLから

https://sekai-kabuka.com/

 

米国株情報

FINVIZ.com - Stock Screener

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kabutan.jp


米国株相場

 

先週にFOMCと雇用統計を消化。

FOMCはパウエル議長が利上げを否定し、雇用統計は失業率が上昇し平均時給の伸びは予想を下回った。

決算はハイテク大手は大半を消化して、株価は崩れず反転の芽を見せている。

 

今週は決算が終盤戦となり、経済指標などは主だったものが無い。

次に注目されるのはそれぞれ「15日のCPI」「22日のエヌビディア決算」か。

 

今週は7日にアップルの新製品イベントがあり、iPad関連のリリースが噂されている。

来月には開発者会議もありiOS18へのAI機能搭載などが予想されているが、その関連のヒントが何かでるだろうか。

 

大統領選挙の5月は株価が弱い、というデータがある。

相場格言にも「セル・イン・メイ」というのが有名。

機関投資家のポジションや個人投資家のセンチメントを見ると、強気も弱気も偏りがなくニュートラルか様子見が強いように感じられる。

 

材料の枯渇した今週に米国株はどんな動きをするだろうか。

FRBがタカ派でないことは好材料だが、それも今後出てくる材料次第だろう。

11月の大統領選挙に向けた政治的な動きや報道も増えてくると思われる。

 

足踏みの1週間となれば上出来ではないだろうか。

翌週以降の先読みは下手にせず、相場の動きを追っていきたい。

 

日本株相場

先週の日本は大型連休の谷間で5日立会い。

国内参加者は休日モードが強かった。

 

株の動きは1勝2敗も週間で上昇したので穏やかと思えた。

より激しい動きがあったのが円相場。

 

2度の為替介入(と見られる)動きがあり、5兆円と3兆円規模と推計される円買いが発生した。

FOMCと雇用統計というイベント前に投機を諫める行動だったのだろうか。

先週段階では連発することで、市場の投機熱を冷ましたように思う。

 

今週は大型連休が終わり火曜からの4日立会い。

企業決算が本格化し、8日の場中にトヨタ自動車、金曜には700社程度の決算が行われる。

 

企業決算は3月期ということもあり「来期見通し」と「株主還元」の内容が注目されるだろう。

見通しについては為替レートがある企業は保守的に出してくることが多いと予想する。

正直投資家も為替レートに関しては分からないと思うのだが、コンセンサスに照らして評価され経営陣のコミットメントを確認したいだろう。

多少弱気な数値であっても株主還元次第で株価下落は避けることができるだろう。

予想並みか積極的な姿勢(「増配」や「自社株買いの有無」)を見せれば評価されるのではないか。

 

金曜には700社近くが決算発表されるが、引け後の発表が大半で織り込むのは翌週の月曜。

なので決算本格化という材料は翌週が本番だろう。

 

決算で個別反応が中心の相場となろうが、金曜はSQがある。

先週の状況では38,000円以下は買われている。

今週は米国も経済指標が空白の週なので、日本も先週と雰囲気がそう変わらないと予想。

 

ドル円は水準や方向感がつかめない状況にある。

円安になればどこまでも円安が続くような解説が出てくるが、後追い解説ではあるのでこだわり過ぎないほうが良いだろう。

為替は短期的には何があっても不思議ではない。

介入と思しき動き1つで週末終値の水準はどうとでも変わるだろう。

 

円乱高下、週間で8円以上変動 介入観測と米雇用下振れ - 日本経済新聞

 

子どもの数、最少の1401万人 総人口比率は最低の11.3% - 日本経済新聞