今週の予定
マーケットの注目材料
株式市場
-
来週の相場で注目すべき3つのポイント:米FOMC議事要旨公表、米耐久財受注、国内消費者物価コア指数 | 市況 - 株探ニュース
- 新興市場見通し:米金融引き締め政策の終わりを見据え続伸か、IPOは1社 | 市況 - 株探ニュース
その他
本日の投資日記
米国相場
- CPIが予想を下回ったことでリスク選好姿勢が強まり大幅高に
- 雇用指標も悪化し12月FOMCでは金利据え置きが優勢に
- 小売り企業決算は大きな波乱なく通過、企業経営者の先行き見通しは慎重
- 17日期限のつなぎ予算法案は週前半に早々と決着
- 週間ではダウが1.9%高、ナスダックが2.4%高、S&P500は2.2%高、ラッセル2000は5.4%高
- ナスダックの年初来高値は7/19の14,446pt(先週高値は14,194pt)
- VIX指数は13.80に低下。終値での14pt割れは9月15日以来(同日に付けた安値は12.68)
- 21日のFOMC議事録公表とエヌビディア決算が注目を集める
- 23日は感謝祭で休場、前後で休暇に入る投資家も多いので商いは薄いか
- 24日からブラックフライデー、消費者の行動が注目される
今週の注目は21日のFOMC議事録とエヌビディア決算だろう。
木曜日が感謝際で休場の上に、それ以外は目立った経済指標の公表もない。
エヌビディアの前回決算は予想を大きく上回り、強烈なエヌビディアとAI関連の上昇がハイテク全体を盛り上げた。
AIに関してはオープAIのCEO変更などが週末に起きていて、相場に直接は影響が無いだろうがマイクロソフトなどに株価反応が見られるかに注目したい。
日本相場
- 日経平均は週間で1017円高で33,500円を回復した、半導体株が牽引
- 日経平均は3.12%高、東証グロース市場250は2.24%高
- CPI低下を受けた15日は今年の最大上昇幅を記録
- 決算シーズンを通過し日経平均EPSは急上昇したので、週末終値33,585円でもPER14.98と15を下回っている
- 米国のCPIでインフレ鈍化を確認、新規失業保険申請件数の増加も続き利上げ打ち止めに確認を持った相場上昇
- バフェット氏の円建て債の発行準備の報道が日本株ラリーの再燃では、と相場を盛り上げる
- 9月15日戻り高値33,634円、6月19日の年初来高値33,772円の更新なるか
- 米国の金利が低下傾向で株高で投資家センチメントも良好のため不安材料が目立っていない
- 円安は緩和され原油価格も下落し、国内物価高騰も落ち着く見込み
- 21日のFOMC議事録公表とエヌビディア決算が注目を集める
- 23日は勤労感謝の日で祝日、米国も感謝祭で祝日のため市場エネルギーの低下が見込まれる
先週の日経平均は米国の株高に連れて大幅上昇に。
11月相場で2500円以上の上昇となっており、数週間前の3万円割れの窮地から年初来高値更新を伺う状況に変化。
先週は決算終えたら材料難と言われつつも、大きな調整なくむしろ大きく上昇した。
小幅下落の日も下値を切り上げている強い相場。
今週は経済イベントが少なく日米ともに木曜祝日の4日立ち合い。
年末高ラリー期待が高まり、良好なムードを引き継ぎ年初来高値を更新できるだろうか。
その他
- 先週は米金利低下に伴い、ドルが他通貨に対して売られる展開
- ドル指数は9月1日以来の安値まで下落
- 10年債利回りは4.379%と2か月ぶりの低水準
市場は米金利上昇に今年ずっと怯えているが、ついに金利高ドル高傾向が本当に終了しそうな雰囲気になってきた。
FRBは更なる利上げに含みを持たしているが、投資家が見切っている感がある。
12月FOMCの利上げ見送りは確実視されていて、来年の利下げ期待も高まっている。
利下げまで見込むのはいつもながら投資家の先走りすぎな気もするが、これ以上の金利上昇は考えにくいと思える。
- ドル円は2週間ぶりに150円台を割れて、週間では1.4%安
- 150円台でも為替の実弾介入は無かったため、新たなドル買い材料が出た場合に円安進行の可能性は残る
ダメダメな円ですらドルに対して買われる展開が来た。
先週は一瞬とかではなく、明確に上昇の勢いが消失したような動きが見られた。
政府は結局実弾介入していないので、再度米金利が上がったりすれば簡単に150円台に戻す可能性はある。
日本の金利はよく見ると10年債利回りは下がったりしていて、日銀会合で「1%を超えること許容」したのに許さない態度を日銀が醸している。
日銀は言っていることやってることがく違って、細かいコントロールが複雑で、植田総裁の発言も曖昧。
しかし緩和姿勢をここから強めることはないと思われ、ドル安が明確になれば円高になっていくのではないだろうか。
- 原油は米国の経済指標の悪化などで売りが優勢、中東を材料に変われる流れも消滅している
- 26日にOPECプラス会合
原油は市場の動きで下げっぱなしになったり、その反動で上昇したりしている。
先行きを案じる経済指標が出たことと、在庫増などが下押し要因。
OPECが何も発言しないのが不思議なのだが、価格低下をどこまで許容するのだろうか。
26日の会合でなにか材料が出れば変動要因になるだろう。
- 金は金利低下を好感し、上昇に転換
中東情勢を材料とした上昇の可能性は僅かに残るものの、米金利低下とドル安が今後の主な上昇材料となっていきそう。