今週の週間見通し
マーケットの注目材料
米国相場
日本相場
本日の投資日記
米国相場
2023年11月16日
— ぽろ (@champoro1) 2023年11月16日
米株は高安まちまち。構成銘柄の決算を受けてダウは下落となったが、ナスダックとS&P500は上昇。
週間の新規失業保険申請件数、継続受給者数とも予想を上回りFRBの利上げ終了を意識。金利低下で株は上昇したが上値は重い。
S&P 500 Map https://t.co/NOqlRG8GfL via @FINVIZ_com
セクターでは原油が2%超の下落。軟調な経済や在庫統計が原油需要の伸び悩みを意識させた。
— ぽろ (@champoro1) 2023年11月16日
ウォルマートのCEOやCFOからは先行き警戒発言が相次いだ。節約志向は高まり、値引きによる販売を行う必要がある模様。
弱い経済指標はインフレ緩和と利上げ終了で歓迎ムードも、景気後退を不安視する声も。 pic.twitter.com/UgNKC78U4p
ダウはウォルマートとシスコシステムズの決算が弱く下落。
新規失業保険申請件数が予想を下回ったので、米金利が低下しハイテク系は上昇した。
といってもナスダックもSP500も前日終値付近。
下げなかっただけ、という感じ。
過熱感も高まっており、調整も必要な局面に感じられるが値幅での調整は出ない。
利益確定売りも強まらないあたり、投資家のセンチメントも悪くは無いのだろう。
しかしこの日のウォルマートCEOやCFOが明確に「デフレ」や「値引き」に言及しているのが気になる。
米経済を支える個人消費のマインドはかなり悪化していることが、現場の企業から先行きとして示されたことには注意を払う必要がありそうだ。
この日に大きく下落した原油も先行きを懸念しての下げとなっている。
大きなショックで急落という動きは無いにしても、弱い経済指標をインフレ鈍化や利上げ終了と喜べない投資家が少しずつ増えている印象がある。
日本相場
2023/11/17
— ぽろ (@champoro1) 2023年11月17日
日経平均は反発。160円高の33,585円で今週の取引を終えた。
冴えない動きの米株を反映し寄り付き下落も、押し目買いが入った。前場は方向感なかったが、後場プラス圏を確実にし高値圏で引けた。TOPIXは日経より強く高値引け。
週間では水曜の今年最大の上げ幅が寄与し1,017円高。 pic.twitter.com/EhBafqggUa
米株は冴えなかったし、上値追い材料に欠けるかなと思ったけど日経TOPIXは堅調。
寄り付きの下げを埋めた後は方向感出なかったけど、後場に上昇の動きが鮮明に。
TOPIXが日経の倍くらい上げていて高値引け。
今週の大きな上昇はグロース(特に半導体)がけん引していたけど、TOPIXも追随してくれました。
日経は33,500円台に乗せて週末へ。
米金利低下と共に150円割れてきた。 pic.twitter.com/Fzgqt6XiaQ
— ぽろ (@champoro1) 2023年11月17日
18時少し前くらいからドル円が円高に。
結構な勢いで米金利低下に連動しています。
今週は日経の強さに特に為替影響が大きかったとは思わないけど、来週以降に明確に円高が進んだら強いこの雰囲気も変わってしまうでしょうか?
米金利低下は米株上昇要因なので、日本株にとって悪いことだけではないですが…