ぽろの投資日記【相場コメント】

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2023/10/04【日本市場】投資の日は見るのも嫌な結果に 日経は5日続落の711円安 米国金利の低下が望まれる状況が継続 

寄り前

 

 

前場&後場

 

 

 

 

 

大引けとコメント

 

本日は10月4日のごろ合わせで「投資の日」。

しかし広報的な啓蒙活動をする余裕もないほど相場の厳しさが示される1日に。

日経平均は売りが続いて5日続落。

下落幅も大きく711円安で、値動きを見るのも嫌な1日に。

 

前日の米国でJOLTS求人件数が予想以上に強く出て、FRBの高金利が持続するとの見方から金利が上昇。

さらに引け後には米史上初の下院議長解任が可決されてしまい、先行き不透明感がリスクオフムードを形成してしまいました。

日本市場含めてアジアは売りが強まる展開に。

 

前日夜にはドル円が150円台に到達直後に急速に3円以上円高に振れる動きも。

政府の為替介入があったのではないかと噂になるも、この件について財務省は「ノーコメント」。

 

とにかく米金利が落ち着き米主要指数が反発がないと、日経TOPIXは反転が望めない状況に。

あと500円ほどで3万円も割れてしまいますが、日本市場に材料は無くただ米市場の反発を待つ状況となりそうです。

 

本日の米国市場見通し

今晩は

21時15分に9月ADP雇用統計、23時に9月ISM非製造業景況指数

 

この結果が米金利をどう動かすのかに注目です。

今は「良いニュース(好調な経済)が悪いニュース(株価下落)」となるので、弱い雇用や経済が示されることが期待されています。

 

前日に可決された米下院議長解任のニュースへの反応も気になるところ。

米国の予算成立は一段と難しくなってしまいました。

グローバルなセンチメント悪化を止めるのには、とにかく米国株価の回復が必要となります。

金利上昇が一服し、株が反転するのを世界中の投資家が待ちわびています。