米国市場概況
2023年10月3日
— ぽろ (@champoro1) 2023年10月3日
米株は大幅下落。
8月JOLTS求人件数が予想を上回る強い結果となり、米国債利回りが上昇。一時4.8%を上回った。FRBの高金利政策が長期化すると見て、株式が下落した。
VIXは一時20.48ptまで上昇した。
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引け後に米下院は、米国史上初のマッカーシー議長の解任動議を可決した。米政治の混乱が米市場をさらに不安定にさせそうだ。
— ぽろ (@champoro1) 2023年10月3日
ドル円はJOLTS求人件数を受け150円を突破したところで、急速な円高が進んだ。為替介入との見方もあるが、日本の通貨当局は「ノーコメント」。 pic.twitter.com/FNpfyM3Fcw
相場へのコメント
米国相場は更なる下落に見舞われた。
8月JOLT求人件数が961万件(予想:881.5万件、7月:892万件←882.7万件)というネガティブショック。
この結果が週末の雇用統計でも見られれば、FOMCでの金利引き上げが正当化されそうだ。
さらに引け後に米下院議長のマッカーシー議長の解任が可決された。
就任時から立場が危かったマッカーシー議長だったが、共和党強硬派から解任動議の提出を受けあっさり可決されてしまった。
先月の予算成立をきっかけに今回の動きにつながったようだ。
米国政治は混迷度合いが深まり、今後も混乱が続きそうだ。
ドル円は150円に達したところで、急速に円高が進んだ。
小規模な為替介入ともいわれるが、日本の通貨当局はノーコメントなので真相は不明。
日米ともに連日厳しい下落が続き、投資家の投げが止まらない。
金利上昇が落ち着きを見せるまで、平穏な相場は訪れ無さそうだ。