ぽろの投資日記【相場コメント】

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2023/09/11【日本市場】植田総裁インタビューで日銀のマイナス金利解除が意識される 国内金利が上昇しハイテクや不動産株中心に下落

寄り前

 

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前場&後場

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大引けとコメント

 

 

日経平均は3日続落。

 

今週は米国のCPIまで材料がないかと思っていたが、上田日銀総裁のメディアでの発言が金利高を招く波乱の展開に。

日銀がついにマイナス金利解除に向けて動き出すと雰囲気になってきた。

しかも年内に判断材料が出そろう可能性も指摘。

来年の春闘までは動かないとの観測もあっただけに、判断時期のサプライズも大きかった。

 

国内金利上昇で銀行株こそ買われたものの、ハイテクや不動産株を中心に下落。

後場になると円高も進行した。

円安を追い風にしてきたTOPIXよりもハイテク比率の高い日経の下げが目立った。

切り高を影響してかマザーズは大幅安-1.89%となった。

 

今週の米国CPIやPPIなどの経済指標、ECB理事会の決定などは依然警戒されているが、来週の日銀会合の注目度が高まってきた。

円安歯止めは政府の為替介入だけと思われていたが、日銀の態度変更はドル円相場に大きな影響を与えそうだ。

 

本日の米国市場見通し

 

今晩は主な経済指標なし。

 

 

今週のAppleイベントやCPIなどの材料を前に今夜は動きづらそうだ。

 

来週のFOMCでは利上げ見送り確率が90%を超えている。

CPIがよほどの結果ではない限りは、FRBがこの逆を突いてくることは無いと思われる。

しかし11月以降はあと1回の利上げの可能性が燻っている。

 

今週のECBの利上げ判断は五分五分だ。

仮にECBが金利を据え置いたとすると、数少ない世界中銀のタカ派継続と見られているドルが強い展開が今後も続く可能性があろう。