ぽろの投資日記【相場コメント】

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2023/09/08【米国市場】主要3指数上昇も小幅 Appleの反発も小幅 来週のCPIや小売り売上高を控え様子見か

米国市場概況

 

 

 

 

相場へのコメント

 

主要3指数が上昇した。

S&P500は4日ぶり、ナスダックは5日ぶり反発したが上げ幅は小幅と言わざるを得ない。

 

来週には8月のCPIや小売売上高の発表を控えている。

今後の米金融政策を探るうえで注目度が高く、株も債券も様子見ムードが強かったのかもしれない。

 

先週から継続している金利高を警戒する状況に、産油国の年末までの減産に起因する原油価格の上昇、中国でのiPhoneの使用規制などが追加で悪材料となった。

 

この日アップルは反発したが、こちらも0.3%高と小幅。

寄り付きからの上昇の勢いを失速して終えた。

来週の新製品発表会は好材料として期待されていたが、販売への期待が薄らいでしまっている。

 

9月の米株安アノマリーから先高期待は薄いとする見方も多い。

 

 

来週にはECB理事会も控えている。

今週は利上げを決めるとの見方が和らいでユーロ安ドル高となったが、実際の結果次第で反転してドル安ユーロ高になるかもしれない。

ドル指数は週間では0.7%上昇。2014年以来最長となる8週連騰を記録している。

ドルの買い持ちがこれ以上増えるのは難しいかもしれない。

その結果としてドル安となれば株式の反発などが期待できるか。