米国市場概況
2023年9月8日
— ぽろ (@champoro1) 2023年9月9日
主要3指数は上昇したが、上げ幅は小幅にとどまった。金利高、原油高が重しになった。来週のCPIや小売り売上高を見て様子見も。
週間ではダウ-0.75%と反落、ナスダックが-1.93%、S&P500が-1.29%安と
ともに3週ぶりに反落。
S&P 500 Map https://t.co/DCV8AYT4Vn via @FINVIZ_com
SP500は4日ぶり、ナスダックは5日ぶり反発となった。引け間際では方向感がなく、なんとかプラスに触れたという印象。
— ぽろ (@champoro1) 2023年9月9日
セクター上昇がエネルギーと公益。勢いのある原油価格上昇と投資家の防御姿勢が現れた結果。
原油価格上昇は産油国の年末までの減産が材料となっている。インフレ懸念も高めている。 pic.twitter.com/2CS9n6Ymdx
相場へのコメント
主要3指数が上昇した。
S&P500は4日ぶり、ナスダックは5日ぶり反発したが上げ幅は小幅と言わざるを得ない。
来週には8月のCPIや小売売上高の発表を控えている。
今後の米金融政策を探るうえで注目度が高く、株も債券も様子見ムードが強かったのかもしれない。
先週から継続している金利高を警戒する状況に、産油国の年末までの減産に起因する原油価格の上昇、中国でのiPhoneの使用規制などが追加で悪材料となった。
この日アップルは反発したが、こちらも0.3%高と小幅。
寄り付きからの上昇の勢いを失速して終えた。
来週の新製品発表会は好材料として期待されていたが、販売への期待が薄らいでしまっている。
9月の米株安アノマリーから先高期待は薄いとする見方も多い。
来週にはECB理事会も控えている。
今週は利上げを決めるとの見方が和らいでユーロ安ドル高となったが、実際の結果次第で反転してドル安ユーロ高になるかもしれない。
ドル指数は週間では0.7%上昇。2014年以来最長となる8週連騰を記録している。
ドルの買い持ちがこれ以上増えるのは難しいかもしれない。
その結果としてドル安となれば株式の反発などが期待できるか。