米国市場概況
2023年9月5日
— ぽろ (@champoro1) 2023年9月5日
レーバーデー明け9月相場のスタート。
米株は主要3指数が下落。サウジアラビアとロシアが現行の自主減産を年末まで延長すると発表し、原油相場が上昇した。物価上昇への警戒が高まり金利高となり、株式にマイナス材料となった。
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8月の中国非製造業PMIの低下、8月ユーロ圏PMI改定値の速報値からの下方修正された。これにより安全資産のドルが買われ、対ドルで各通貨は下落した。
— ぽろ (@champoro1) 2023年9月5日
夏季休暇シーズンが終わり、社債発行が活発になると見られている。米国債の発行規模も拡大、需給が緩むとの懸念が債券相場の重荷となっている。 pic.twitter.com/NcGeadS9DS
相場へのコメント
レーバーデー明けの9月相場スタート。
主要3指数は下落した。
この日の材料となったのはサウジアラビアとロシアの減産延長報道。
10月末から年末まで延長すると報道された。
原油価格の上昇は物価上昇につながりFRBが高金利を継続する理由になってしまう。
金利が上昇し株にとっては悪材料に。
主要3指数ではナスダックが一番下げ率が低かった。
テスラなど個別に上昇した銘柄の影響で、本来はもっとも金利金利上昇の悪影響が出るはず。
米金利上昇でドルが他通貨に対して強くなった。
中国非製造業PMIやユーロ圏の改定PMIが速報値から下方修正された。
世界景気不安も、安全資産であるドル買いを誘発しドル高につながっている。
VIXは14ポイントに上昇した。
レーバーデー明けの米国市場は原油高の影響が強くなり、さらなる金利上昇を睨んだ展開となっていきそうだ。
原油高はロシアの戦費調達にもつながってしまうため、米国大統領選挙のバイデン大統領の評価にも影響してくるだろう。
9月は米国株式が弱い月として知られる。
原油高、金利上昇の行方は強い関心が集まりそうだ。