ぽろの投資日記【相場コメント】

相場の概況や思ったことを日々更新します。相場概況、個別銘柄やニュースへの意見はあくまで個人の意見であり、投資を推奨するものではありません。投資判断は各自で責任を持ってお願いします。 記事に記載のURLには商品の紹介や仲介料が発生するものが含まれる場合があります。(Amazonアソシエイトリンク等)

2023/08/18【米国市場】長期債利回り上昇一服 主要3指数は寄り付き下落幅を埋めるも上値も重い 週間ではそろって2%超の下蔵

米国市場概況

 

 

 

 

 

相場へのコメント

 

債券も株式も週末の持ち高調整という感じ。

株式指数の前日終値は超えられないあたり、買いは入れど消極的な姿勢が透けて見える。

 

原油は中国不安があっても需要懸念が高まってはいないようだ。

数か月前とは重視する材料が変わっているのを感じる。

 

金先物相場は10営業日ぶりに反発。金利高ドル高にひたすら叩かれた日々だったが、ようやく。

しかし来週いっぱいジャクソンホールの様子見で強く上昇は期待でき無さそう。

 

今週は堅調な米系座指標を受けて金利高が進み、17日の取引では4.32
8%に上昇した。

昨年10月に付けた4.338%を超えれば、2007年11月以来の水準を更新することになる。 

フィッチの銀行株格下げなども重しであったし、住宅ローン金利の7%突破もセンチメントを悪化させた。

 

株式市場は本当に不思議なもので、下落が続くと悪材料が出てくる。

今月発生した悪材料も多いように思えるが、そのいくつかは先月までに発表されてもよかったように思える。

米国債の格下げや、米銀行の格下げ検討の表明、恒大集団の破産法申請など株式が弱い取引も薄い8月に何故か出てきてしまうのが不思議。

 

来週は週末のジャクソンホールにむけて様子見ムードが強まるだろう。

8月と9月は米国相場が弱いのアノマリーのうち、8月分に関してはほぼ完ぺきに当たったと言えそうな雰囲気になっている。

9月も弱いのなら最終週も強気にはなりにくいだろう。

アノマリーでいえば年末にかけては米国株は強い。

それを信じるなら今月来月は買い場となるのだが、それを株安局面で信じて行動できるかは投資家次第となるのだろう。

今年のパフォーマンスがここ1か月以内の投資行動で別れるのかもしれない。