ぽろの投資日記【相場コメント】

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2023/08/18【日本市場】今週の日経平均は1,022円安 前場盛り返すも後場に売り直されるなど弱い展開 ドル円の動向にも注意 来週も期待持てず

寄り前

 

marutopeke.com

 

 

 

前場&後場

 

 

 

 

 

 

 

大引け

 

コメント

 

日経平均は3日続落。

前場の戻りはすごいと感じましたが、後場に売り直されてしまいました。

後場は安値更新は無かったものの、大引けで少し下げ幅縮めたぐらい。

週間で1,022円安4桁下落で明確な反発も見られない下落が目立った週となってしまいました。

 

早朝に日経の速報で恒大集団の破産申請が伝わり、米国株安に更なる悪材料に。

前場に前日終値まで回復あったので影響は軽微かと思いましたが、後場のアジア株安はこのニュースが効いたかもと思いました。

日本のインバウンド銘柄などは破産申請ニュースきっかけで下げてしまいましたね。

中国の不動産業界の連鎖破綻の引き金にならないかは大いに懸念されるところでしょう。

 

 

ドル円は昨日に珍しく陰線を見せました。

トレンドに変化が出るかと注意して見ています。

為替介入は今週警戒され続けましたけど、なんかやらなそうな雰囲気を感じています。

本当に隙をつくなら円高局面の流れにかぶせれば、効果的にできそうな気もしますが、やらなくて済むに越したことはないのでしょう。

岸田首相が訪米中に為替介入とかは、外交儀礼上どうなんでしょうかね。

 

来週はエヌビディア決算やジャクソンホールでのパウエル議長講演が警戒されます。

しかし、パウエル議長の発言は日本時間で金曜の深夜なので、来週の日本市場はただひたすらに米国に翻弄される展開となりそう。

4~6月期の日本株買いエネルギーはどこかに行ってしまいましたね。

割安とか以前に世界的にリスクオフの株売りモードとなっています。

 

本日の米国市場見通し

 

今晩の米国市場は主要な経済指標の発表は無し。

株が上がる要素は今週大幅下落の自律反発期待ぐらいでしょうか。

 

 

 

今週は米国の金利上昇に世界が振り回された週でした。

 

昨日のダウ50日線割れをもって、主要3指数が全て50日線割れという事態に。

チャート形状と投資家心理は最悪で、年初来でダウ4.01%高、S&P500
13.83%高、ナスダック27.23%を思うと投げがまだ続くかもしれません。

 

週末に債券投資家はリバランスとかするイメージなので、今日は金利低下も止まるかなと期待してみています。

今週のFOMC議事要旨に強く反応しているので、ジャクソンホールは世界の投資家が緊張感を持っているはず。

金利は来週のジャクソンホールのパウエル議長の発言で、なんとでもなってしまうでしょう。

来週末まで現在の状況がそれほど変化することは無く、耐える期間が続きそうです。