ぽろの投資日記【相場コメント】

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2023/08/14【日本市場】休場明けの日経平均は大幅反落 場中に米金利上昇と上海・ハンセン指数の下落が重荷に 32,000円台は割らずも薄商いには警戒

寄り前

 

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前場&後場

 

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大引け

 

コメント

休場明けの日経平均は大幅反落となった。

寄り付きは小幅安でスタートし、すぐに上昇に転じ一時は32,600円台をつけた。

その後の下げで寄り付き値を下回ると、前場後半に下げ幅を拡大。

後場も一段と下げ幅を広げ、本日の安値圏で大引けとなった。

 

休場中の動きを織り込んだことより、場中の米金利上昇と上海総合、ハンセン指数の下落に影響を受けたように見える。

この時間は米金利も本日上昇分を戻しており、上海総合とハンセンも下げ幅を縮めて終了したことから日経先物は32,200円台を回復している。

 

本日の引けで決算集中日が終わることから、明日以降はマクロ環境により注目が集まるだろう。

米国の金利高とハイテク株安が日経平均を軟調にしている。

中国経済に関する話題にも反応が大きくなっている点は、警戒心を高めておいた方がよさそうだ。

 

ドル円は145円付近でこう着。

これ以上のドル高円安は政府の為替介入が意識される。

ドル高円安の追い風が期待できず、決算終了後のお盆期間中は投資家不在で薄商いに。

明日以降も本日のような急変動が発生する可能性は残りそうだ。

 

 

 

本日の米国市場見通し

 

今晩の米国は目立った経済指標の発表やイベントがない。

 

今月に入りハイテク中心に軟調な展開が続いているが、引き続き米金利は警戒されるだろうし、中国経済などの影響を織り込む展開となるか。

 

今週は小売企業の決算や15日の小売売上高、16日のFOMC議事要旨などでFRBの利上げ動向などが注目を集めている。

本日はそれらの発表を控えて、様子見ムードが主流となりそうだ。