ぽろの投資日記【相場コメント】

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2023/08/17【日本市場】前場に全面安となるもアジア株の反発で持ち直す 今晩も米国の金利動向に左右される展開か 円安ドル高は株式指数のサポートならず

寄り前

 

marutopeke.com

 

 

前場&後場

 

 

 

 

 

 

 

大引け

 

コメント

今日の日経平均は寄付きから弱い展開となり、前場中ごろまで全面安商状。

昨日までの弱いチャート形状に米株安が加わり、投げが出ましたがアジア市場の反発に助けられました。

昨日の32,000円同様に31,500円をあっさり割れ、終値では回復するも全く節目として意識されていない状況です。

 

世界的な株安傾向に対抗できず今月は弱い展開が続いています。

アジア時間には米金利は4.30%付近まで上昇し、引き続き今晩以降も市場の注目を集めそうです。

 

米金利上昇の副産物としてのドル高円安は株価指数の押上げ要因とは認識されず。

日本政府が介入する雰囲気は出ていない気がするのですが、株式市場の反応を見ても分かるように更なる円安には歓迎ムード無し。

米株が上昇する条件は金利安が必須となりそうですが、そうなるとドル安円高の流れが想定されます。

米株の反発が日経TOPIXの上昇を阻む円高だとすると、今後の日本市場の先行きは明るくないように思えてしまいます。

 

なお、本日マザーズ指数は取引時間中に年初来安値を割り込みました。

終値では安値更新を回避しましたが、日経は下げたといっても3万円超えなのに新興株は年初来安値。

個人投資家はなかなかつらい状況にあるのではないでしょうか。

 

本日の米国市場見通し

 

本日は寄り付き前にウォルマートの決算。

経済指標は

21:30 新規失業保険申請件数、8月フィラデルフィア連銀製造業景況指数


23:00 7月景気先行指数

 

寄り付き前から金利やドルが変動しそうなイベントがあります。

中国やハンセンが底堅さを見せたことから、米国市場もいったんは反発して落ち着きを見せてほしいところです。