ぽろの投資日記【相場コメント】

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2023年6月28日【日本市場】日経は昼休みに先物主導で急騰のまま押し切る 人気アナリストに出演依頼が多く天井サイン説も

寄り前

 

champoro.hatenablog.com

 

 

前場後場

 

 

 

大引け

 

 

 

コメント

 

28日の日経平均は5日ぶり大幅反発し655円高

一気に33,000円台を回復。

 

日経は前場は方向感がないような展開だったが、昼休み時間に先物が覚醒。

急激に値を上げて後場寄り付きからは高値圏を維持して、引けにかけて上げ幅を広げ2%上昇を達成した。

 

年金基金のリバランス売りなどと言われ売りに押される日が続いたが、先物主導で突然の大暴騰となった。

ETFの分配捻出金売りで来月初旬までは軟調展開が想定されていたが、要所で今日みたいな動きがあれば数日の下落も全く怖くないだろう。

 

前日の米国引け後にエヌビディアが米政権の対中輸出規制で時間外下落している。

これは本日唯一の懸念材料だったが、場中の日経TOPIXに悪影響はほぼ無かった形になる。

とはいえエヌビディアが仮に米国で軟調となれば、半導体とハイテクの象徴銘柄だけに注意は必要だろう。

本日の米国での動きに注目したい。

引け後には半導体マイクロンの決算もある。

 

大和証券の人気アナリストの木野内さんが、自身への出演依頼が多いのは天井のサインと思えると言っているとのこと。

テクニカルアナリスト木野内さんのテクニカルの説明は最近聞いてはいないのだが、チャートからでなく天井サインを示唆するのは面白い。
 
今晩の欧米市場は22:30にラガルドECB総裁、パウエルFRB議長、植田日銀総裁、ベイリーBOE総裁が参加するECBフォーラム。
各国のインフレ引き締め見通しが語られれば、為替反応が出てきそうだ。
(とはいっても各総裁は今回のフォーラムで新しい情報は表明しないと思われる。)
 
CPIから見てタカ派具合でランク付けすると、BOE>ECB>FRBという感じかと思うけど、総裁のコメントのタカ派割合で為替反応は難しそう。
日銀は金融緩和しているから蚊帳の外だけど、引き締め的な雰囲気出せば円は一番大きく変動するポテンシャルがあるだろう。