ぽろの投資日記【相場コメント】

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2023/07/19【日本市場】上田日銀総裁の修正観測へのけん制発言で円高一服 ドル円は139円台を回復 日経は1%を超える上昇で高値引け

寄り前

 

champoro.hatenablog.com

 

 

前場後場

 

 

大引け

 

コメント

G20での植田総裁の政策修正観測へのけん制でドル円円高進行が一服となった。

 

ここまで日経TOPIXが米国株高に連動できていなかったことに、ドル円円高に向かっていたことがある。

その障害がある程度緩和したという状況。

 

円安になったとはいえ、急激な変動ではなくジワジワ織り込まれる形。

140円を回復するわけでもなく、反応は鈍いように思える。

来週の会合でのYCC修正懸念は完全には晴れていないのだろう。

この状況では引き続き米国株への連動も鈍い状況が続く可能性も。

 

米国ではダウが7連騰だが、そろそろ来週のFOMCを意識して様子見姿勢も強まることを思われる。

今週米国株の値動きがこう着すれば、日経TOPIXだけ上がるのも考えづらい。

日銀会合通過までは個別株決算などが主戦場で、指数は休憩ムードを予想する。

 

本日の米国市場見通し

本日は寄り付き前にゴールドマン・サックスの決算がある。

ここまで銀行株の決算は株価反応が良い。

 

21時30分に6月住宅着工件数、6月住宅建設許可件数の発表がある。

 

引け後にテスラ、ネットフリックスというハイテク企業の注目決算がある。

ここまで堅調に推移したハイテク企業だが、決算反応も期待を裏切らずに乗り切ることができるだろうか?

 

利上げ打ち止め期待とソフトランディングに好決算が加わり、米国は堅調相場が続いている。

しかしそろそろ来週のFOMCも意識されてくる頃だろう。

個別企業の反応以外は様子見姿勢が広がるように思える。