米国市場概況
2023年7月19日の米株は続伸。
— ぽろ (@champoro1) 2023年7月19日
主要3指数の年初来高値の更新が続く。ダウは2019年9月以来の8連騰を記録。
決算反応や先週からの利上げ長期化懸念の後退が買い要因。
引け後の決算でネットフリックスが下落。テスラは終値でもみ合い。
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英国CPIが予想以上に鈍化し、ポンドが対ドルで急落した。英中銀の次回会合0.5%利上げ確率が後退した。ECBも次回0.25%利上げは確定的だが、それ以降は慎重論が強まっている。
— ぽろ (@champoro1) 2023年7月19日
Appleが生成AIツールの開発に取り組んでいるとの報道で、Microsoftやアルファベットが下落し、ナスダックの上げ幅は限定的。 pic.twitter.com/ZsOqQd9UbI
相場へのコメント
この日は米国にあまり材料がなかった。
住宅建設関連の指標の影響かセクターの上昇トップは不動産だったが、それが全体に及ぼす印象は薄かった。
引け後のテスラとネットフリックスの決算や、英国でのCPI低下の方が注目されていたかもしれない。
ダウは2019年9月以来の8連騰を記録している。
ナスダックはアップルの生成AIツール開発がマイクロソフトやアルファベットの下落を招いたようで小幅続伸。
米国指数の上昇要因は先週から継続するFRB利上げ打ち止め期待と、決算反応、株高についていく買いなどだろうか。
過熱感も強まってきているし、決算反応は良いだけとは限らないので連騰はそろそろ止まるのではないだろうか。
単月ではあるが英国のCPIが低下したことは、世界的なインフレ鈍化として好感されそうだ。
最近はECBも次回利上げ以降の利上げに慎重論が出ているし、米国と併せて利上げ打ち止め期待が高まっている。
日本だけは緩和しているが、これも含めて世界株には追い風が吹ているように感じる。
引け後のネットフリックス、テスラの決算反応は気になるが、この全体の基調を壊すほどのものではないと思われる。
夏枯れも懸念される季節ではあるが、サマーラリーへの期待も大きそうな状況となってきている。