ぽろの投資日記【相場コメント】

相場の概況や思ったことを日々更新します。相場概況、個別銘柄やニュースへの意見はあくまで個人の意見であり、投資を推奨するものではありません。投資判断は各自で責任を持ってお願いします。 記事に記載のURLには商品の紹介や仲介料が発生するものが含まれる場合があります。(Amazonアソシエイトリンク等)

2023/07/20【日本市場】日経は半導体株安で下落 米国反応待ちの様子見姿勢 買い手不在で引けで32,500円割れ 

寄り前

 

champoro.hatenablog.com

 

 

前場後場

 

 

 

www.nikkei.com

 

 

大引け

 

コメント

日経は前日のASMLの決算反応が悪かったことや、引け後のテスラ、ネットフリックスの時間外株価下落が響いたか弱い動きに。

半導体が弱いと日経は厳しいという現実を再認識。

後場終盤にはTSMCの減益決算も出て、いよいよ買い手不在となり安値圏で引けた。

 

 

半導体関連株は世界的に生成AIで盛り上がり株価上昇も、決算で現実の寄与度が見えてしまった感がある。

アドバンテスト東京エレクトロンが下落すると日経は厳しいので、今夜の米国の半導体関連株の動きも要警戒となる。

 

プライム市場は売買代金が3兆円割れ。

買い手不在と市場の様子見姿勢を証明する数字となった。

 

 

ドル円は昨日円安に向かうも140円台には乗せられず。

植田総裁が緩和継続姿勢を見せても、会合までは気を緩めないという反応か。

中銀総裁のいう事そのまま信じるほどマーケットは純朴ではない。

「会合で確認したところYCC修正が望ましいと判断した」といえば嘘言ったことにはならないでしょう。

FRBが今回に限らず継続的利上げ姿勢を示せば円安ドル高も起こるかもしれない。

しかし日銀の緩和修正が燻り、日本政府の為替介入もあると思うと145円を超える円安は想像できない。

 

本日の米国市場見通し

21時30分に7月フィラデルフィア連銀製造業景況指数

23時に6月中古住宅販売件数

 

結果は注目されるだろうが、指数に影響を及ぼすという意味では昨日引け後のテスラやネットフリックスの方が影響大きいだろう。

ASMLにつづきTSMCの決算も織り込む半導体銘柄の動向も注目が集まる。

 

昨日はアップルに生成AIツール開発の報道があり、マイクロソフトが下げてしまった。

生成AIツール内でカニバリがある上に、現状で半導体企業にすら収益をもたらせない生成AIをどこまで評価できるか。

決算が現実を意識させていて、株価が修正を迫られているのかもしれない。

 

決算の好反応などでダウは8連騰しているが、かなり良いところまで上げている。

今晩あたりに調整あってしかるべきか。