ぽろの投資日記【相場コメント】

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2023年6月28日【米国市場】ECBフォーラムは無難に通貨 ハイテクの強さ依然変わりなく エヌビディアは対中規制を悪材料視されず

米国市場概況

 

 

 

 

相場へのコメント

 

米株は高安まちまちとなった。

 

この日の相場は注目点が2点あった。

1つ目はECBフォーラム。

こちらは結果的には各国総裁のスタンスにブレはなく、従来主張を強くも弱くもしないものだった。

結果的には各通貨に対してドル高となったので、パウエル議長のタカ派が織り込まれたのかもしれない。

 

もう1つは対中輸出規制懸念が報道されたエヌビディア。

会社側からコメントがあり

「規制による売上高への重大な変化はないと予想。需要の強さが中国の影響を防ぐ」
とのこと。
アナリストなども中国向けが空いた分も他が埋めるだけの強い需要があるとの見立ての模様。
-1.8%となったがこの材料に対する悲観というよりは利益確定売りのようだった。
 
 
SOX指数は下落したが他のハイテク株は上昇した。
アップルは連日の場中と終値での最高値更新。
ナスダック100は年初から28日までに37%上昇し、年前半の上昇率として過去最大となりそうとのこと。
強気な見方と割高とする見方のせめぎあいが続いている。
年後半の株高株安もハイテクにかかっているのだろう。
 
金利が上がる中でもっとも影響受けるはずのハイテクがこれだけ上げている。
年内最高であと2回程度の利上げがあったとしても、それらは既に織り込んでいるとすると投資家心理が冷え込む他の要因が出てこないと下落しないのではないか。
半導体に限った対中輸出規制もダメージないようだし。
 
ハイテク株を見送るか乗るかの投資判断で、年後半の成績が変わってくるという気がする。
ここから入って上がるかも下がるかもしれない。
個別銘柄を避けるとしても指数に乗るかどうか含めて迷うところ。