個人投資家 ぽろ 相場日記

相場の概況とXなどの発信まとめ。相場概況、個別銘柄やニュースへの意見はあくまで個人の意見であり、投資を推奨するものではありません。投資判断は各自で責任を持ってお願いします。 記事に記載のURLには商品の紹介や仲介料が発生するものが含まれる場合があります。(Amazonアソシエイトリンク等)

2023年5月26日【日本市場】日経は続伸し週間で107円の上昇 マザーズは下げが続いてこの日は1.5%安

寄り前

 

champoro.hatenablog.com

 

 

前場

 

 

後場

 

 

大引け

 

 

  • 日経平均は続伸 前日に続いて半導体株買いの動きが顕著
  • 日経は3桁の上昇もプライム市場では上昇419/下落1371と下落銘柄が多い
  • 円安も進み追い風となるもTOPIXはほぼ前日終値付近で引けた
  • マザーズは1日を通して下値模索の展開1.5%と大きめの下落

 

  • 債務上限問題は共和党議員の「26日午後までに合意が得られる可能性が高い」との楽観的なコメントが不安を後退させた
  • 日米両政府が半導体や先端技術などの協力を巡る共同声明を発表するとの報道も半導体株の好材料として捉えられた

 

日経平均後場に利益確定売りが出たが、週間では107円上昇となった。

先週の連騰記録は途絶えたが、週間上昇を果たしたことに力強さを感じる。

エヌビディアの好決算が強烈な追い風となり、アドバンテストを始めとして日本半導体株がまた日経平均のけん引役となりそうだ。

 

先週からレンジで上下する日経平均のイメージが薄れてきている。

本当に強い上げ相場が始まったように感じる人が今週は増えたのではないだろうか。

 

上昇に懐疑的な見方が減ってくると相場格言的には危ういのだが、来週の経済指標の荒波を超えられるか非常に興味深い。

 

しかしマザーズ市場は非常に気がかりな動きとなっている。

日経が大幅上昇と同時並行で、個人投資家追証祭りが出てしまいそうな下落に感じる。

個人投資家は日経の上げに白けている人も多いのではないだろうか?

 

本日の米国市場見通し

 

21:30 4月米個人消費支出(PCE)物価指数/4月米耐久財受注額

23:00 5月米ミシガン大学消費者態度指数確報値

 

債務上限問題には楽観論も広がっているが、まずは「与野党の合意」で今週中に一区切りをつけてもらいたいところ。

週明けの米国は休場となり、本日に進展がないと警戒感が高まるだろう。

 

Xデーが6月1日なので来週には良くも悪くも結論が出る。

悪い結果が出ることは誰も想定していないが、意識されてくるとボラティリティの高まりはすごいことになりそう。

 

個人消費支出(PCE)物価指数はFRBがインフレ指標として重視している。

結果は金利に大きな影響を及ぼし、ドルにも動きが出るだろう。

取引開始前のこの指標を受けてもハイテク株買いが続けば、ナスダックなどは上昇する可能性もある。

昨日急上昇のエヌビディアがどのような3連休を前に、どう反応するかは興味深いところだ。