ぽろの投資日記【相場コメント】

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2023年6月22日【日本市場】日経は大幅反落もTOPIXはプラス圏 構成銘柄が明暗を分ける マザーズは明日の週末の動きが心配

寄り前

 

champoro.hatenablog.com

 

 

前場後場

 

 

 

 

大引け

 

 

 

  • 日経平均は3日ぶり大幅反落
  • 前場は耐えたが後場に崩れ終盤にかけて下げ幅が300円超に拡大
  • TOPIX後場に失速もなんとかプラス圏で終えた
  • 日経平均半導体株の大崩れが原因となりTOPIXは大手商社株や銀行や損保といった金融株が指数を支えた
  • 半導体株安で好調を維持してきたソシオネクストが投資判断引き下げをきっかけに下落し後場にストップ安となった

 

 

コメント

日経は本日後場に崩れて終値で5日線割れ。

米国でSOX指数の下落が続いていることもあり、半導体株が一斉安となってしまった。

チャート的には停滞感が漂い、上値追いムードは薄れてきた。

日経構成銘柄でないレーザーテックやソシオネクストは個人投資家などの日経平均に見えない心理を表しているといわれるが、ソシオネクストはストップ安。

 

ここ最近の海外投資家の資金の流れは続くと見る向きは多く、さらに一段高があるのか、足踏みとなるか、崩れていってしまうのか。

救いだったのはTOPIXが堅調だったこと。

日本株への買いの資金が途絶えたというよりは日経平均の構成銘柄の弱点が出たという下げだったのかもしれない。

久しぶりの週間下落可能性が高まってきた。

 

今日は最近気を吐いていたマザーズも大幅下落となってしまった。

連日の米国の弱い動きが悪影響を及ぼしている感がある。

本日上場の2社はストップ安と初値持ち越しと評価が分かれたが、直近IPOで崩れているものも出てきている。

明日は週末だけに資金がさらに逃げてしまわないか心配なところはある。

 

 

各指数とも次の展開を見極める状況となりそうだ。

 

 

 

本日の米国市場見通し

 

本日は20時に英国の中央銀行政策金利を発表。

0.25%の引き上げが予測されており、世界的な金融引き締め観測が出れば米国市場に悪影響が出るかもしれない。

 

21時30分に新規失業保険申請件数が発表。

タイトな労働状況はFRBも気にするところなので、結果と反応に注目。

 

23時に5月中古住宅販売件数と5月景気先行指数。

そして本日もパウエル議長の議会証言がある。

住宅系の指標は持ち直していることが景気の底堅さを示し、FRBの追加利上げを想起させるかもしれない。

またパウエル議長の証言内容は昨日から大きく変わらないと思うが、一層の売りが出るのか材料に耐性を示すか反応を見極めたい。