寄り前
前場&後場
昨日後場から冴えない日経TOPIXは今日も勢いを欠く。日銀会合前で大型株は動きづらいこと、解散見送りで上昇要因が一つ消えたことが影響か。
— ぽろ (@champoro1) 2023年6月16日
マザーズは3%超の上昇。日銀会合発表前の中小型トレードか。後場は週末の利益確定ありそうと冷めた目で見ているが、グロース本格反転の可能性もあるかも。 pic.twitter.com/XU9pjDYWCq
日銀の緩和維持に反応か。
— ぽろ (@champoro1) 2023年6月16日
昨日のECBからドル安の流れが出てきてるように思うが、ドル円はどうなっていくかな。 pic.twitter.com/hXSvuOhjPL
日銀が緩和維持を継続で後場ジャンプアップ。しかしその後は先週までの買いの勢いなし。
— ぽろ (@champoro1) 2023年6月16日
変更なしは織り込まれていたけど、来月の引き締め匂わせすら無いことが安心感大きかったか?来月は物価見通しも出るから今月より緊張感高まりそう。
植田総裁会見は引け後なので織り込むのは来週。 pic.twitter.com/Nc8kA0Y3Ro
大引け
2023/06/16の日経平均は大幅反発。
— ぽろ (@champoro1) 2023年6月16日
寄り付きは岸田首相が解散総選挙の見送り発言を嫌気して、米株高を受けても安く始まった。前場はマイナス圏を彷徨ったが、昼休みに日銀の緩和継続が決まると反発。14時ごろから買いに勢いがつき高値圏で終了。マザーズが米長期金利低下を受けて終日堅調4.5%近く上昇 pic.twitter.com/phO1hrOkvS
- 日経平均、TOPIX、マザーズ指数が年初来高値を更新
- 東証が昨日発表した投資部門別の株式売買動向によると、海外投資家は現物と先物合わせて約1兆4100億円の買い越し 買い越しは11週連続
- 本日前場は利益確定売りが優勢となったが、後場の14時過ぎの買いは先週までの買い主体が今後も買いを入れていくサインか
コメント
これは昨日の引け後に岸田首相が解散総選挙を否定したことが原因だろう。
昼休みに日銀が金融緩和の現状維持を発表し後場は寄付きから上昇。
しかし後場寄り水準で停滞感が漂った。
結局14時からは強く買われる日経平均が戻ってきて、年初来高値を更新して終えた。
今週は解散総選挙が本日発表されるのではと期待が材料となったのだが、昨日にあっけなく岸田首相が否定。
その分の下げが前場にでたが、後場に結局買いに紛れてしまった。
昨日の後場から日経もひと段落という雰囲気が出てたが、まだまだ強い相場が続くようだ。
週明けは米国市場が休場。
今晩の米国市場の終値ぐらいしか材料は無さそうだが、本日の14時以降の値動きがある限り下値は堅く上値は追えるセンチメントが続きそうだ。
FOMCでFRBは2回の利上げを見込んだのだが、実質利上げはできないと米市場は見做しているようだ。
そうであれば米金利はこれからまた低下圧力が続くだろう。
本日の米国市場見通し
今晩の米国の経済指標は23時に6月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値。
期待インフレ率の数字に注目が集まる。
またFRB高官の発言が再開する。
市場はFRBが2回も利上げできないと見透かしているが、要人発言に実際にどんな反応をするか見ものだ。
昨日のECBのタカ派姿勢が鮮明になったことでユーロ高ドル安となっている。
この傾向が週末前に加速するのか一段落するのか見ていきたい。
ポンドも豪ドルも金利差縮小が見込まれドルに対して上昇しているが、ドル円だけは金利差拡大が意識されドル高円安となっている。
本日は株価指数先物・オプション、個別株オプションなどの最終売買日が重なるクワドルプル・ウィッチング。
今週はセンチメント改善で楽観ムードが漂っているが、売買増加の思わぬ動きには注意が必要か。
週開けの月曜日は米国が祝日の為休場となる。
3連休前の取引で利益確定売りが出るか、買いの雰囲気が衰えずに底堅く推移するかで米国投資家のセンチメントが測れそうだ。