ぽろの投資日記【相場コメント】

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2023/10/02【日本市場】日経平均は前場に500円超上昇も、後場に値を消して97円安で安値引け 明確な売り材料は観測されず

 

寄り前

 

marutopeke.com

 

 

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前場&後場

 

 

 

 

大引けとコメント

 

日経平均は意外な展開に。

米国でつなぎ予算可決により政府機関閉鎖を回避、寄り付き前の日銀短観も予想より良く大幅上昇スタート。

前場には上げ幅500円超も、後場に徐々に売りが強まり終値では安値引け。

 

明確な売り材料があったわけではなく、GPIFなどの株式比率の訂正などが噂されています。

需給関係は先週で整理ついたと思っていたら、相場は思わぬ動きがあって難しい。

32,000円回復は堅いと思ったのですが、今晩の米国動向を見たうえで今後の方向性を判断することになりそうです。

 

明日以降は今日の後場下げを「GPIFの売り」とデータ入れて得意げに解説する人が出そうですね~。

解説者には今日の寄り付き開始前に下げを指摘し、当てることでドヤってほしいところです。

後付けの解説なら誰でもできるし、究極的には売りの真実は分からないから何とでも言えてしまいます。

 

 

本日の米国市場見通し

 

今週はISM製造業/非製造業や、雇用関連の経済統計が多数。

 

本日は23時に9月ISM製造業購買担当者景気指数(PMI)

 

予想では50下回る予定ですが、万が一50超えの場合は金利高の動きに警戒が必要となりそうです。

 

まさかの先週もドル高が進んだので、今週こそはドルが落ち着く(=金利が低下)と思っています。

今の利回りで固定したい人も多いと思うのですが、売りが止まらず金利が上がっていくのが不思議です。

 

政府機関閉鎖を危惧した売りは先週確かに存在していたはず。

なので米国株は今日は上昇を見ています。

本質的には米政府機関の問題は解決していないのはその通りですが、だからといって先週までのアク抜けがないというのは無理筋な解釈でしょう。

 

10月相場となり物色動向の変化などが見られるかにも注目。