米国市場概況
米株は高安まちまち。
— ぽろ (@champoro1) 2023年9月30日
PCEコア価格指数はインフレ鈍化を確認。金利低下し株上昇となるも利上げ長期化の見通しは強かった。金利は低下幅を縮め株式は売られた。
週間ではダウが-1.34%、ナスダックは+0.06%高、S&P500が-0.74%となった。
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ドル指数はこの日下落も、週間では11週連騰を記録。
— ぽろ (@champoro1) 2023年9月30日
米議会下院はマッカーシー下院議長の、10月末までのつなぎ予算案を否決。来月からの政府機関の一部閉鎖がほぼ確実に。
原油は利益確定売りが続いた。
金は続落し一時は半年ぶりの安値を見せた。
月末と四半期末でリバランス売りもあった模様。 pic.twitter.com/gW8MT4Pnb4
相場へのコメント
PCEコア価格指数が予想通りになったので、インフレ鈍化を見込んで金利低下。
そのまま株高で終わると思ったが、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は29日に公開した講演の草稿などで再び金利高に。
草稿の中で「制限的な金融政策をしばらく維持する必要」があると述べている。
9月相場は最後まで投資家に厳しく、株式の上値は重かった。
四半期ベース(2023年7月~9月)
— ぽろ (@champoro1) 2023年9月30日
ダウ -2.6%
ナスダック -4.1%
S&P500 -3.6%
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9月のマイナスが響いて主要3指数は四半期(7~9月)で下落。
この日はつなぎ予算案を可決できなかったことも響いた。
この問題自体が株式市場に決定的な悪材料とはならない見方が多いが、この日の決定は失望を招いただろう。
先行きに明るい材料が見えず、雰囲気も良くない米国株市場。
10月以降の反転に期待したい。