個人投資家 ぽろ 相場日記

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日米株の週間見通し【2023年10月1日〜7日】米国の政府機関閉鎖は土壇場で回避 10月相場がスタートし重要経済指標が多数 引き続き米金利や原油高に注目

全般

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為替市場

■先週の振り返り

 

・ドル指数は、27日に10カ月ぶり高値106.84を記録

 今四半期は3.13%上昇し、週間でも11週連騰を記録する勢い

 

・市場の年内追加利上げ観測を背景に、米長期金利が上昇基調なことがドル買い理由

 

・日本政府の為替介入は実施されず、ドル・円は149円37銭でこの週の取引を終えた

 

・ユーロ、ポンド、豪ドルなどは対ドルで弱いトレンドが継続

 

 

 

■今週のポイント

 

・米国政府機関閉鎖は土壇場で回避、先週の安全資産ドル買いの反動があるか

 

・米国以外の国は政策金利の据え置きが予想され、ドルに注目集まる状況が続くか

 米国経済指標でドルの動きに一喜一憂する展開が予想される

 

・米国の重要な経済指標

 ・10月2日 9月ISM製造業景況指数

 ・10月3日  8月JOLTS求人件数

 ・10月4日 9月ISM非製造業景況指数、9月ADP雇用統計

 ・10月6日 9月雇用統計

 

・10月3日に豪準備銀行が政策金利発表

 政策金利の据え置きが予想されている。ブロック新総裁は初会見となり注目される。

 

・日銀の為替介入を警戒 150円突破は警戒感が強まる

 

 

 

米市場

■先週の振り返り

 

・米金利高や原油高を嫌気する展開が継続し、米政府機関閉鎖リスクも悪材料に

 

・週間  ダウ -1.34% ナスダック+0.06%   S&P500-0.74%

・月間  ダウ -3.5%   ナスダック -5.8%     S&P500 -4.9%

・四半期 ダウ+2.6%   ナスダック+4.1%     S&P500+3.6%

年初来 ダウ+1.0%   ナスダック+26.3%   S&P500+11.7

 

・UAWのスト継続し拡大、長期化リスクが強まる

 


・政府機関閉鎖が懸念され、株式市場へのリスクとなった

 


・原油先物は27日夜に95ドル台と期近物として昨年8月以来の高値

 9月に入り10%近く上げていた反動から週末は利益確定売りが優勢も終値90ドル台


・金は大幅に下落 一時は1862.3ドルと中心限月でほぼ半年ぶりの安値

 

 

■今週のポイント

 

・10月相場がスタート 米国では新年度となる

 

・先週に懸念された政府機関閉鎖は土壇場で回避 リスク回避の売りの反動あるか

 政府機関閉鎖で懸念されたリスク(雇用統計や新規失業保険申請件数などの発表延期、発表延期で金融政策に影響、空港職員不足等で旅行需要も落ち込む可能性、格付け会社による格下げ)

 

・UAWのスト継続し拡大、長期化リスクが強まる

 

・学生ローン返済が10月から再開 消費に影響を与えると言われている

 

・米国の重要な経済指標

 ・10月2日 9月ISM製造業景況指数

 ・10月4日 9月ISM非製造業景況指数

 ・10月6日 9月雇用統計

 

 

日本市場

■先週の振り返り

 

・日経平均は週間で続落、約544円(-1.68%)の下落

 29日までの8営業日で1600円を超す下げ

 

・TOPIX月間で-0.4% 月足ベースでの連騰記録止まる

 今年1~8月まで8連騰、9月もプラス着地なら2005年5月~06年1月以来の9連騰だった

 

・東証グロース市場指数は+0.37%、マザーズ指数は+0.42%

 

・東証が9月28日発表の9月第3週(19日から22日)の投資部門別売買動向

 海外投資家が総合で9371億円の売り越し(前の週は3151億円の買い越し)に転じた

 (現物8644億円の売り越し、TOPIX先物は380億円の買い越し、225先物は1107億円の売り越し。この週は日経が前週末比1130円安の32402円と2週ぶりに急反落した週)

 

■今週のポイント

 

・10月相場がスタート 日本の後半年度が始まる

 

・週初の10月2日寄り付き前に「7-9月期日銀短観」の発表

 

・米国の経済指標の発表が多数あり、結果に振らされる展開か。

 週末の雇用統計前に動きにくい雰囲気も出そう

 

・週末6日に安川電機が決算発表、業績相場入りを見極める様子見姿勢強まるか

 

・150円付近のドル円の動きに警戒、政府の為替介入が実施されるかに注目

 

 

その他

 

・ノーベル賞発表ウィーク

 

・中国は10月6日まで中秋節・国慶節で休場