ぽろの投資日記【相場コメント】

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2023/10/02【米国市場】主要3指数は高安まちまち 10年債利回りが2007年以来の最高値更新で景気敏感株は下落、一方でハイテクは反発が続く

米国市場概況

 

 

 

相場へのコメント

 

  • ボウマンFRB理事が講演でタカ派姿勢「インフレを適時適切に2%に戻すためには、さらなる利上げが必要になるだろうと予想している。エネルギー価格の高騰がここ数カ月のインフレの進展を覆す可能性があると見ている」

 

  • 指標となる10年債は4.703%を記録した、政府機関閉鎖の回避により米国債に対する需要が減少し、経済指標から景気の底堅さが浮き彫りになったためだ。

 

  • 米政府機関閉鎖の回避は株式にとってポジティブな反応とならなかった。予定意通り経済指標が出ること、米国民へのショック回避から11月の利上げ確率を高めたという株安要因につながった可能性も。

 

  • 今週の雇用関係の統計、特に週末の雇用統計に向けて様子見気分も

 

  • 9月ISM製造業景況指数は49.0と、市場予想(48.0)を上回った。製造業が底入れしたとの観測が強まった。前月の47.6からも上昇。米新規受注と雇用が8月実績を上回った。新規受注は49.2で50を引き続き下回っているが、8月実績の46.8を大幅に上回っている。「製造」も強かった。

 

  • セクター騰落率では公益事業が下落率トップ、「-4.72%」の2020年4月以来の大幅な下落率を記録

 

 

米国でも「つなぎ予算成立」は評価さず。

また金利が上昇してしまい、10月相場も金利上昇と将来のソフトランディング懸念が強まる展開となりそうだ。

金利上昇で景気敏感株が下げていて、ハイテクは上昇しているのは興味深い。

ハイテクが下落しすぎて、金利高に耐性を付けたように思える。

この日はエヌビディアがGXのコンビクション・リスト入りでAI関連が活発になった影響も大きいだろう。

来週から銀行株を皮切りに決算が始まるので、決算での良い数値を出すことを投資家が期待している可能性もあるかもしれない。