ぽろの投資日記【相場コメント】

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2023/08/01【米国市場】キャタピラー貢献でドルのみ上昇 米長期金利が上昇し株式全体にはマイナス 

 

米国市場概況

 

 

 

相場へのコメント

米株は高安まちまちとなった。

上げたダウもキャタピラー決算の高評価に頼ったところが大きく、株全体としては金利上昇などを受けて弱い動きだった印象。

 

8月は夏枯れの意識や世界的金融危機が起きたりで、良くない月という印象も強い。

スタートから金利上昇で利益確定売りをしようという意識もあったのかもしれない。

 

ISM製造業景気指数は前月から改善も50以下を継続。雇用コスト指数は悪化したので、レイオフなどが進んでいそうだ。

JOLTS求人件数は前月から下落。しかし新型コロナ前と比べると堅調で、利上げをしたFRBが望むほど低い水準ではないという。

建設支出は増加し、4~6月期のGDP上方修正が意識された。

経済指標発表直後にドルは下落したが、そのご反発した。

この日の発表で金曜の雇用統計の警戒度が増し、FRBの利上げ継続が意識されたように思う。

 

なにはともあれ、FRBの「データ次第」の主要因となる金曜の雇用統計が重要だろう。

その反応を見るまで右往左往は避けたいと思う。

 

 

この日は11セクター中2セクター以外が下落。

これだけ下落セクターが多い日も久しぶりという気がした。

 

 

フィッチ・レーティングスが、米国の長期外貨建て債格付けを「AAA」から「AA+」に引き下げたと発表。

見通しは「安定的」とした。

これは相場に影響を与えるだろうか?

イエレン米財務長官は強く反論しており、「恣意的で時代遅れ」と指摘しているとのこと。

イエレン氏の反応からはネガティブな発表であろうが、株価やドルの動きを待ちたい。