ぽろの投資日記【相場コメント】

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2023/10/05【米国市場】翌日の雇用統計を前に手控えが優勢 3指数は売りスタートから下げ幅を縮めて前日終値付近で着地

米国市場概況

 

 

 

 

 

相場へのコメント

 

米国は主要3指数が前日比ほぼ横ばいで終了。

朝方の売り優勢から前日終値付近まで戻しており、チャート的に悪くはない見え方をしている。

 

朝方の売り優勢は金利上昇が原因。

この金利上昇は新規失業保険申請件数が予想より強めに出たことが原因だろうか。

しかしその後に明日の雇用統計を見据えた持ち高調整からか、長期金利は下落した。

 

この日はサンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁はハト派発言もあって、株式をサポートしたようだ。

曰く「最近の金利上昇がFRBに変わる仕事をしている」(=FRBはこれ以上の利上げをしなくてもよいかもしれない)とのことだ。

 

今週は労働市場に注目が集まっているが、まちまちの結果でハッキリとしない状況。

最後の指標発表である翌日の「雇用統計」が方向性を決めるだろう。

 

この日はそれを前に株、債券、ドルすべてが様子見姿勢や持ち高調整という結果となった。

 

原油は続落した。

強い上昇が続いていたが、昨日の5%という大幅下落の後にこの日も2%の急落。

WTIで82ドルまで低下している。

このことでインフレ懸念は和らいでいると言えそうだ。

あとは同じく短期で急騰した金利も下げていく傾向が見えれば、株式は年末に向けて上昇の体制に入れそうな気がする。

 

金利低下の関門は翌日の雇用統計と来週のCPIだろう。

その結果を受けてFRB高官が利上げに消極的になれば、株式に資金が集まるだろうと予想する。