寄り前
前場&後場
日経33,000円攻防か。割れたら一段下げもあるかも。
— ぽろ (@champoro1) 2023年8月2日
金曜の日銀会合からの上げ幅の調整程度で済むかどうか… pic.twitter.com/eBFRFrrJdj
日経は33,000円割れの定着は回避。戻りは鈍いが、TOPIX見る限り更に下落もないかな?急速な円高なら簡単に節目を割れて下落だろうが。
— ぽろ (@champoro1) 2023年8月2日
先週末の日銀会合当日はドタバタだったが、昨日までの上昇もその余韻の中にあったのかもしれない。
米国変調がないか見るため、明日までは日本市場は様子見かな。 pic.twitter.com/j9r7cPQy0Y
ドル円は崩れてないが、株式指数は崩れる方に向かってしまった。
— ぽろ (@champoro1) 2023年8月2日
こういう急落になると押し目買いの手も引っ込みがち。金曜に安値は32,037円だったので押し目入れ始めても32,500円ぐらいかな?
米国債レーティングが本日の米国でどう消化されるかも考えると、後場も手は出しにくいか。 pic.twitter.com/54vXYr2HeV
フィッチの格下げが重荷。12年前8月にS&Pが米国債を格下げした時は、リーマンショック、ムーディーズがギリシャ国債の長期信用格付けを3段階引き下げ、FRBのゼロ金利政策で利下げ余地が全く無い等の複合的材料があった模様。
— ぽろ (@champoro1) 2023年8月2日
それに比べると今回の環境は良好か。問題は投資家が冷静に行動できるか。
大引け
2023/08/02の日経平均は3日ぶり大幅反落。月火の上げを吹き飛ばす今年最大の下げ768円安。25日平均線を僅かに割れて終えた。
— ぽろ (@champoro1) 2023年8月2日
前日までの急騰の反動、日米金利上昇や米国債格下げなどが複合的に働いたか先物売りで強烈な下げとなった。
アジアも軒並み安となった。
今晩の米国株の反応に注目集まる。 pic.twitter.com/bZ0BNee7tH
コメント
日経平均は3日ぶりの大幅反落。
月火の上げ幅をムードごと吹き飛ばす768円安。
相場やってればいつかは食らう不意打ち指数大幅下落の日となった。
トリガーとなったのは「フィッチの米国債格下げ」というサプライズだろうが、これが現時点で日経をこれほど下げるインパクトがあるかというとよく分からない。
前日まで上げいたことの反動も含めての大幅安だったのだろう。
その上げも先週の日銀会合からのドタバタの最中の上げで、理由が良く分かっていなかった。
ノーガードで打ち合いして2発大きく当てたら、その後にカウンターを受けてしまった感じ。
フラッシュダウンなのか本格的なダウンなのか、日本市場自身もダメージを良く分かっていないだろう。
こういう時は米国時間の反応を待つしかない。
1%程度の下げは織り込んでいるだろうから、案外下がらなかったとなれば明日の急騰などもあり得ると思う。
日経は25日線をちょっと割り込んで終えたのだが、反発があればすぐに取り返せる値幅。
しかし米国が想定以上にショック安になれば、25日近辺にいることは何の支持にもならず下げてしまうだろう。
思えば格付け会社が格下げをする懸念は、債務上限問題のゴタゴタの時に話題になっていた。
債務上限問題は世界を巻き込みドタバタしたものの、無事に妥結した。
格下げに対する警戒は緩んでいただろう。
他の格付け会社が追随するかに注目が集まるが、これは判断がすぐに出てくるとも限らない。
忘れたころに出てくるかもしれないし、出てこないかもしれない。
この点は不透明要因が一つ増えてしまったといえる。
投資家心理、決算動向、FRBの態度、判断の分かれる材料を投資家がどう判断するかは株価や金利、ドルを見ていくしかない。
米国投資家が今の株価が高すぎると思えば、売りが出てくるだろう。
ちなみにS&Pが2011年に米国債を格下げした時は翌週まで米国株は下落したと解説があった。
しかし12年前の2011年8月のS&Pが米国債を格下げしたのは、リーマンショックによる大規模な財政赤字が原因。
その時期にムーディーズがギリシャ国債の長期信用格付けを3段階引き下げし、欧州債務危機が再燃したことが相乗効果でショックが大きくなった。
当時はFRBがゼロ金利政策を採っており、利下げ余地が全く無かったこともショックが長引いたようだ。
12年前と異なり今の景気は底堅く、当時ほどの複合的な危機も見当たらず、FRBの利下げ余地は大きい。
外部環境が当時よりはポジティブなわけだから、この時点で「格下げ」に対してパニックになることはないような気もする。
問題は投資家が冷静に行動できるかだろう。
8月は株式が弱く円高のイメージがある月で、月初からこの材料は市場の波乱要因になる可能性がある。
本日の米国市場見通し
本日の米国の経済指標は21時15分に7月のADP全米雇用リポート
先月は市場予想の2倍以上の数値を出して株式市需要を混乱させた。
雇用統計結果とは乖離が出ることも多い指数だが、投資家は反応するので注意が必要だろう。
フィッチのレーティングについての所感は勢い余って、日本株のところで書いてしまった(笑)
フィッチの格下げについては要人からの非難発言が相次いでいるようだ。
米国株がどう反応するか世界中が注目している。