ぽろの投資日記【相場概況 投資判断】

相場の概況を日々更新します。相場概況、個別銘柄やニュースへの意見はあくまで個人の意見で推奨ではありません。投資判断は各自で責任を持ってお願いします。

2023年6月16日【米国市場】3連休前に反落して小休止 FRB関係者の発言で金利上昇 ナスダックは8週続伸で2019年以来の長期連騰を記録

米国市場概況

 

 

 

  • 米株は反落
  • 3連休前の調整売り クワドルプル・ウィッチングが波乱起こさないまでも相場の重荷に
  • セクターでは公益がトップでIT、コミュニケーションが不調だった
  • ミシガン大学の6月消費者態度指数は63.9と4カ月ぶりの高水準 市場予想(60.2)を上回った 併せて公表された1年先の予想インフレ率は3.3%と、2021年3月以来の低水準に
  • 週間ではダウ平均+1.25%と3週続伸 ナスダック総合は3.25%高と大幅に8週続伸 S&P500が2.58%高と5週続伸。
  • S&P500とナスダック総合の週間上昇率は3月以来の大きさ
  • ナスダック総合は2019年以来の長期連騰を記録

 

  • FOMC後初のFRB高官の発言で利上げサイクル終了を見込む市場に冷や水を浴びせた
  • FRBのウォラー理事「コアインフレは想定したほど低下していない」「インフレ低下に向け、おそらくもう少し引き締める必要があるだろう」と語った。

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    リッチモンド地区連銀のバーキン総裁も今後発表される指標でインフレ率の低下が示されなければ、さらなる利上げを容認する意向を示した。

  • 2年債利回りは4.69%へ低下後、タカ派発言を受けて4.75%まで上昇した。

 

  • 金利FRB関係者のタカ派発言で上昇した
  • ドルも一時弱含んだのち、買いが再開
  • ドル・円は141円00銭から141円56銭まで上昇し昨年11月来の高値を更新 一時は1ドル=141円91銭と昨年11月下旬以来およそ7カ月ぶりの安値
  • ユーロ・ドルは1.0971ドルの高値から1.0932ドルまで反落
  • 円がユーロに対して15年ぶりの安値 ECBの利上げ継続姿勢に対して日銀が超低金利政策を維持し、今年後半のインフレ率鈍化を予想したことを受けた動き

 

  • 中国の経済対策での経済活動回復を材料視して原油価格は上昇した
  • 石油サービス会社ベーカー・ヒューズが16日に発表した石油生産向けの掘削装置(リグ)稼働数が減り、2022年4月以来の水準に低下も原油価格上昇の材料に リぐ稼働数は減少が続き、エネルギー価格の下落基調を背景に石油企業が生産を絞る傾向が意識されている

 

  • 10年債の利回りが2年債を下回る「逆イールド」の幅は0.95%と、前日(0.93%)から拡大 逆イールドは景気後退の予兆とされる

 

 

相場へのコメント

 

米国は3連休前の小休止という感じだった。

またFRB関係者のタカ派発言などを織り込むサイクルが開始した。

市場はインフレ率の上昇や労働需給に変化が見られなければ、年内利上げがないことを見透かしていると思うのだが金利などは発言を受けて上昇してしまう。

しかし根本的に指数を押し下げる流れを作ることはできないだろう。

FRBはプライドをかけてインフレ抑止のポーズを取り続けるのも市場が見守る流れが続くか。

 

為替の世界も中央銀行ウィークを終えて変化が出てきた。

FRBが利上げポーズも実際の利上げは不透明、ECBは利上げ姿勢を継続、日銀は金融緩和を継続。

ユーロがドルに対して強くなり、緩和している円はドルにもユーロにも売られてしまう流れ。

 

6月も後半に入り2週間ほどで四半期の括りで2つ目が終わり区切りを迎える。

来月以降のサマーシーズンでは海外投資家のバカンスシーズンもあるのか、売買代金が細る傾向がある。

 

今年の株価は今月まで順調に来て、債務上限は解決(先送り)し、銀行危機も乗り越えることができた。

物価動向もインフレ低下が続き、労働状況過熱も薄れ、FOMC利上げに対する脅威も大分取り除かれたと言えるだろう。

ウクライナとロシアの問題や米中摩擦など依然として残る警戒材料はあるも、目先に株式市場が緊張する喫緊の材料は見当たらない。

経済指標を見守っていく状況が続いていくと思われる。

 

マーシーズンで売買量の減少しているところに、突発の悪材料が出ればダメージは大きそうだが、見えない未来を恐れて投資見送り判断も不合理だろう。

基本的には株式はリスクオンモードが続いていきそうだ。