寄り前
前場
月末最終営業日の本日は利益確定売り優先なのか下落スタート。
— ぽろ (@champoro1) 2023年5月31日
米株市場は高安まちまちだったが、三者会合もあり円高となったのはマイナス要因。
年初来安値かと思いきや昨日突然2%近く上昇したマザーズ。今日も日経TOPIXほど下げず。月末にリバランスが起きてるのか需給改善したのか… pic.twitter.com/5mB7fOGTdC
10:30に中国で5月製造業/非製造業PMIが発表される。今月は中国株式とか指標は材料視されにくい展開。上下どちらであっても激しく反応したら、相場の着眼点が少し変化してる証拠かも。
— ぽろ (@champoro1) 2023年5月31日
マザーズは朝方やっぱダメかと思いきや反発。日経も崩れるかと思ったが、下値は堅い模様。 pic.twitter.com/zQ9PcXIFBk
後場
日経TOPIXは前場の安値圏から反発を見せるも、前場引けまでに再度売り直された。昨日は堅く思えた31,000円も割れて、月末ということもありちょっと買いの手は弱まっているか。昨日に為替介入のポーズが示されたことも様子見気分にさせてる? pic.twitter.com/ifghY5oQo3
— ぽろ (@champoro1) 2023年5月31日
午前に指標発表の上海は弱い。さらにハンセンの下落が酷い。
— ぽろ (@champoro1) 2023年5月31日
今月は日経急騰祭りに、米国債務上限、エヌビディアと狭い対象に注目が集まっていた。マーケットが落ち着けば中国など弱材料にも目を向け始めるのではないか。 pic.twitter.com/9aabS00Pjd
今日はさすがに前日比マイナスで終わりそう。
— ぽろ (@champoro1) 2023年5月31日
5日ぶり反落となるが、昨日までも日中の高値と安値の幅はそれなりにあった。急上昇での31,000円台だと500円近い下落でも、月末調整という感じ。悲観ムードが深刻ではない。
月初にセルインメイと警戒してたのが嘘みたいに強い5月となった。 pic.twitter.com/GSQg0jEiVe
大引け
2023/05/31の日経平均は440円安と5日ぶり反落。
— ぽろ (@champoro1) 2023年5月31日
MSCI銘柄入れ替えもあり、売買代金は6.95兆円と大商い。
月末で利益確定売りが発生した。中国国家統計局が発表した5月製造業PMIが予想より悪化したことでアジア市場が弱くなったことも重しに。
本日の米国は債務上限の上院採択が焦点となりそう。 pic.twitter.com/QPb5AIw0m4
- 日経平均は5日ぶり反落 440円安の30887円
- MSCIや月末のリバランス、値幅も出たことから6.95兆円の大商い
- 昨日まで強い半導体株や商社株が売られる
- 業種別でプラスは保険と空運のみ
- マザーズはほぼ横ばいながらプラスで終えた 月末リバランス 主力株が軟調なことによる幕間つなぎの買いが入ったか
コメント
月末でひと段落という1日になった。
売買代金は6.95兆円の大商い、大引けの売買が大きかった。
今日の下げで25日移動平均線との乖離率が3%台半ばまで低下。
騰落レシオと併せて過熱感や買われ過ぎが解消されてきたところで、買う動きが出てくるか。
来月以降の反応に注目したい。
取引開始前に発表された4月鉱工業生産は前月比-0.4%と予想(+1.4%)に反してマイナスに。前年比でみても-0.3%と予想(+2.0%)と大分乖離を感じる。
今月はPBR改善、米半導体の波及で予想外に上がった日経TOPIXは、来月以降業績が意識されていくだろう。
日本は景気敏感株が多いので、世界経済の見通しが軟調であれば上値抑制要因となるかもしれない。
祝日明けの米国の反応は高安まちまちで、債務上限問題も完全に終えられずモヤってる状況。
最後はデフォルトせずに着地することは確定とされており、政争の具の結果としてのゴタゴタに世界中が巻き込まれている。
昨日の日本の三者会合はドル円に影響を与えたものの、140円超の円安を抑制する程度か?
神田財務官からの口先介入のジャブが出されたので、昨日までと同じ材料では140円を超えて定着するのは難しく感じる。
急な円安ドル高が起きれば口先介入が要人から発せられて、為替介入も実施される可能性はあるのだろう。
為替介入は政府が決定する立場だが、金融緩和政策の結果として日銀にも説明責任が出てくるだろう。
本日の米国市場見通し
経済指標
- 22:45 5月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)
- 23:00 4月JOLT求人件数
- 6/1 03:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
今日も注目されるのは債務上限問題だろう。
共和党や民主党議員には根強い反対勢力がいるらしく、下院で採決されるか様子見姿勢が強まりそうだ。
Xデーは6/5であり時間的猶予は少ない。
月末最終営業日となる。
今月の絶好調セクター半導体及びハイテクに利益確定の売りが出るかもしれない。
FRB高官の発言も予定されている。
先月まで指数に変動をもたらしているJOLT求人件数の結果をマーケットは気にしそうだ。