ぽろの投資日記【相場コメント】

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2023年5月16日【日本市場】

前場

 

 

 

 

 

11時発表の中国の経済指標は予想を下回った。

 
 

4月の工業生産高と小売売上高はいずれも市場予想を下回った。だが、中国国家統計局の報道官が記者会見で「中国経済にデフレは存在していない」と述べ、当局が景気に強気の姿勢を示したとの受け止めが投資家の自信を後押しした。また、景気回復が鈍ければてこ入れ策などを当局が打つとの期待にもつながった。

 

国内の指数も影響見られなかった模様。

しかしこれは「悪いところを見ない」ようにする良くないパターンな気がする。
上げてる間は良いけど、下げ始めると悪材料として注目される材料となりそう。
 

後場

 
TOPIX前場に高値が2126.14pまであった。
2021年9月の取引時間中につけた高値2120.18pを上回る展開には、日本株への資金継続を示している。

 

日本市場に海外勢の買いが入ってきているとみられているが、はっきりした理由は推測でしかわからない。

  • バフェット効果
  • 日本株の還元姿勢を評価
  • 米国が不安定で割安な日本株に資金集中
  • 米株が安定しているからリスクオンで日本買い
  • 世界の中で見れば日本株はまだ割安な水準
  • 先進国で唯一の金融緩和が継続している国
  • 先進国の中でコロナからの消費回復がまだ期待できる国
  • インバウンド効果の期待
  • 企業の賃上げなどデフレ脱却の流れ

上記はよく指摘される理由

日経平均が3万円という節目に近づきトレーダーを刺激する水準なこともあるかもしれない。

 

www.nikkei.com

 

 

www.nikkei.com

 

 

 

大引け

 

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コメント

 

大引け日経平均は216円高の29,842円
TOIPIXは12pt高の2,127ptで33年ぶりの高値
 
日経平均は前日の米国市場の反発を受けて、寄り付きから200円超の上昇で始まった。
SOX指数が上昇したことなども追い風となった。
節目の3万円には届かなかったが、29,800円台は底堅く推移した。
 
TOPIXが33年ぶり高値を達成したことからいずれ達成が視野に入る展開。
 
マザーズ市場は寄り付きが高値となり値を下げる展開。
前日比プラスまでは上昇できなかった。
 

本日の米国市場見通し

経済指標

21:30 4月小売売上高
22:15 4月鉱工業生産指数、設備稼働率
 

コメント

決算ではホームデポの反応が注目される。

 

昨日のNY連銀製造業景気指数は予想を大幅に下回った。

景気悪化が懸念されたことは金融引き締めを緩和させると思われたが、FRB高官は利上げ寄りの発言を行っている。

市場の利下げ予想との乖離は深まるばかり。

最終的にはどちらかに収斂するとなると、株価の先行きの予想は難しくなりそうだ。

 

本日の経済指標も景気を表すヒントとなる。

最近の経済指標の反応を見ていると株価指数よりは金利及びドルに反応が出てくるように思う。

 

マッカーシー下院議長とバイデン大統領が債務上限について協議。

バイデン大統領はG7出席のため、この日にまとまらないと今週には解決しないこととなる。

民主党やイエレン財務長官は楽観的なようだが、マッカーシー議長は隔たりを感じると表明している。

経済指標の反応が収まれば、このニュースの結論を見極めるムードになると見る。