バイオ株の思い出 みんな良く分かたず値動きだけ見てた説
10倍になるとか書いている人が普通にいたバイオ株
解釈が定まらない材料だから、買いも売りも甲乙つけがたい。
だから買いも売りもぶつかり合って、出来高が増えるとどんどんトレーダーが集まる。
上下方向は分からないけど値幅が出れば熱狂が続きます。
上記の日記買いている時に例には出さなかったのですが、バイオ株のこと思い浮かべていたんですよね。
今はそれほど流行っていないと思いますが、私が本格的に投資始めた2010年頃~コロナぐらいまでバイオ株ってものすごい人気だった記憶。
長期投資と表明して参加している人も多かったのですが、たぶん短期ポジションの言い訳でしたね。
値動きは短期トレードとしか思えませんでした。
私は医療分野とかバイオは門外漢なので新しい材料で株価が上がっても、全然理解できず。
こんなに財老分かる人がいるんだ、議論できて凄いなと思っていました。
今思うに参加している人も、大して分かっていなかったでしょうね。
当時は凄い詳しい人たちが参加していると驚いていたので、投資家としてまだ若かったといえます。
投資家の見方の成否や開発の実際の成果の質はどうであれ、株価的には材料が出てから短期的に決着がつく。
そこに短期の人が集まってポジショントークしていたのでしょう。
業績に期待できず期待だけがある、時々増資とかで逃げられない売り
今思うとトレーダーも分別が無くて全力ポジションみたいな人が多かったですね。
特に個別株で近年の投資家よりギャンブルっぽい人が多かった。
今だと日経レバやレーザーテックなどにそういう人が集まっているのでしょうか、それらに押されてバイオ株に投資する人が減っていった印象。
バイオ株の特徴として
買い要因は業績はボロボロでも、ブロックバスター候補とか材料一発で株価急騰
売り要因は研究開発のために増資発表
がありました。
増資が突然出てくるから将来性をもって保有していても、急落の憂き目にはあっていましたね。
機関投資家はバイオなんて流動性ないし値動きもめちゃくちゃだから参戦していなかったでしょう。
しかしあれ全部個人でやっていたかと思うと、昔は本当に投機的でしたね。
インデックスとかやっている人少数で、「株と言えば個別株」って雰囲気が漂っていました。
書きながら今もその世界は存在していて、SNSのトレーダー情報だけ見ていれば同じような世界が続いているかも。
私は世界経済とか政治の動きとか見る方が好きになっていったので、日本の個別株から米国株、通貨、コモディティと対象範囲を広げていきました。
バイオ株にはこれからも一生投資しないと思うのですが、思い出があるうちにここに記しておきました。
相場環境へのコメント
米国相場
引けにかけて上げ足を強める形で3指数ともに1%を超える上昇となった。
24年の米国株相場は23年末にかけての9週続伸などの反動で軟調さが見られたが、複数の指数で最高値を更新して調子を取り戻してきたようだ。
ダウ平均は取引時間中と終値の史上最高値更新
S&P500も2022年1月以来、2年ぶりに取引時間中と終値の最高値を更新
ナスダック100指数は前日に続いて、取引時間中と終値の最高値を更新
この日も半導体株が堅調さを見せた。
フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は4.02%高と大幅に続伸して過去最高値を更新。
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が7.11%高、エヌビディアが4.17%高とでともに上場来高値を更新。
この日は10年債利回りの低下も株高を支援した。
日本相場
米国株好調を受けて日経平均先物は36,300円で終えた。
米国は指数が最高値を更新で原動力は半導体ということもあり、週明けの日本株にも好調さが波及しそうだ。
週初の月火と日銀会合が開かれるが、マクロ経済をみるなら様子見だが個別セクターで盛り上がることで指数にも結果的に好影響が出ると思われ宇r。
セクターとして日本の半導体は業績としても地政学としても選好されるポテンシャルを秘めている。
どこまで株価が織り込んでいるのかは分からないが、期待が集まるだろう。
その他
過去の大震災が起きた後にはそのような観測を無視して大幅な円高が進んだにもかかわらず、今回の震災では為替の初期反応がわずか22銭程度の円高で収まり、その後は20倍返しを超える円安サイドに切り返している。「大規模な自然災害や国際紛争、深刻な金融危機など、市場心理を萎縮させるイベントが起きたら買い圧力にさらされる」とみられていた「日本円の安全神話」が、過去の遺物になりつつあるのではなかろうか。
過去の例に挙げられている大震災とは規模が違うのでは、とも思う。
しかし過去よりは円安になりやすい状況ではあり、「円の安全神話」という反応は起きにくくなっているように感じる。