ぽろの投資日記【相場コメント】

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【2024年1月12日】続く流れに逆らうな、ついていくのが儲けの道

今日のエッセイ(タイトルにする)

年始に「売り」ポジションの人には恐ろしい状況

 

昨日も凄まじい上げを見せた日経平均。

5日間で約1,600円の上昇。

 

相場格言で「100日上げが3日の下げで全部なくなる」みたいなのがありますが、それの逆バージョンのような状況ですね。

去年も5月の大型連休明けに手の付けられない大幅上昇があって、同じような巨大な買いの力を感じました。

 

個人的に昨日まで用事が立て込んでいたので、相場に本腰入れてなかったのですが変に張り付いていたらショート勢に加わっていたかも…

年始に少し「売ってみるか」となった人は、信じられないダメージだったでしょうね。

 

続く流れに逆らうな、ついていくのが儲けの道

今日のタイトルにもしている「続く流れに逆らうな、ついていくのが儲けの道」というのは、お気に入りの相場格言の1つです。

年始からの日経の動きは本当にこれですね。

 

このペースでの買いは続かないだろうけど、今後ドカッと下げたとしてもようやく「初押し」。

なので押し目買いは入るでしょう。

昨日までの買いを全消しにするような売りの流れは、いくらレンジ相場の日経平均でも出ないんじゃないかな?

 

 

 

昨晩に上記のツイートしましたが、現状は「33年ぶりの戻り高値」でなければ売りに転じる可能性が高いほどの過熱感を示しています。

しかし市場最高値までは真空地帯とも言えそうで、「続く流れに逆らうな、ついていくのが儲けの道」の法則が強く作用しそうです。

というわけで、過熱の数字がそろっても売りに行くのはためらわれる状況です。

 

相場環境へのコメント

米国相場

 

CPIは予想を上振れて利下げ期待が後退→10年債利回り上昇→株下落。

 

となりましたが、結局10年債利回りが低下して3指数とも「行って来い」の展開。

前日終値付近で取引を終えています。

 

3月利下げ確率もほぼ変化が無くて、12月CPIはそれほど悪材料視されていない模様。

 

今月のFOMCで利下げをFRBが否定してこない限り、楽観的な利下げ見通しは修正されないのかな…

 

 

 

 

 

 ラガルドECB総裁の発言が伝わり、「データでインフレ経路が確認されれば、利下げを開始できる」と述べた。また、「歴史が示唆するように、トランプ氏の勝利は脅威となる」とも語った。

 

 

・米・先週分新規失業保険申請件数:20.2万件(予想:21.0万件、前回:20.3万件←20.2万件)
・米・失業保険継続受給者数:183.4万人(予想:187.0万人、前回:186.8万人←185.5万人)
・米・12月消費者物価指数:前年比+3.4%(予想:+3.2%、11月:+3.1%)
・米・12月消費者物価コア指数:前年比+3.9%(予想:+3.8%、11月:+4.0%)
・米・12月消費者物価指数:前月比+0.3%(予想:+0.2%、11月:+0.1%)
・米・12月消費者物価コア指数:前月比+0.3%(予想:+0.3%、11月:+0.3%)

 

 

 承認のニュースはすでに織り込まれており、ビットコインも過去12カ月間で160%以上急騰している。上値を警戒する声も一部からは出ているようだ。

 仮想通貨関連株はビットコイン以上にボラティリティの高い値動きをしている。

 

日本相場

本日は寄り付きでSQが産出される。

このSQに絡むポジションが今週の上昇を激しくさせたとの見方が多い。

SQ算出後は翌日に米国休場を控えた週末ということで、動きにくいと考えるのがセオリー。

今週は大きく上昇したので、利益確定売りが出るのが通常パターンだろう。

 

しかし今は異常なお祭り状況でもあり、こういった通常の週末の動きとなるかは分からない雰囲気がある。

たとえ本日大きめの下落があったとしても急上昇の反動と見られ、また新年の「初押し」となるので押し目買いも入るだろう。

底堅さを見せると取り残されたくない投資家心理が疼く可能性がある。

まさかの週末に更に買いを入れて相場上昇する可能性もあるだろう。

 

その他

 

週明けからこの材料でドタバタもあるかな。

大統領選挙年ということもあって、民主党も共和党も強い姿勢を見せる必要あるから鍔迫り合いが白熱しそう。

昨年より党派対立絡むものは反応が激しくなると覚悟しておこう。

 

3月利下げは無理目な意見が大半に思うけど、市場予想はなかなか変更されないですね。

最近の雇用とか物価見ている限りにおいては、3月のFOMCまでに利下げに転換するほどのデータが2月3月出てくるのは厳しそう。

 

現時点で、マイクロソフトをカバーする証券会社のほぼ90%が買いを推奨し、投資判断を「セル」としている証券会社はない。

アップルについては2社が「セル」とし、「バイ」とする証券会社は約3分の2となっている。

今年に入ってすぐにAppleの投資判断を引き下げる会社が続いて、マイクロソフトと時価総額が逆転に。

マイクロソフトは生成AIの追い風を最も受けるソフトウェア企業という認識が固まっていますね。

 

来月で2年間ロシアとウクライナの紛争が継続していることになる。

ロシア側は手打ちのカードを提示してくるだろうし、先進国は支援疲れもあり「終結が第一」という決断に傾いていくのかな。