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前日の相場コメント
■米国相場
昨日の米国株は主要3指数が大幅安。
寄り付き前に公表されたCPIが予想を上回ったことで、高値警戒感を持つ市場にポジション調整を促したようだ。
米10年債利回りが上昇し、ナスダックが特に強く下落した。
市場でコンセンサスと見られていた5月利下げ期待も後退し、夏以降となる見込み。
先週からFRBが早期利下げには否定的で、CPIはこの態度を強化する結果となったことから市場の楽観見通しも修正を迫られているようだ。
インフレを懸念するFRBはもっとデータが見たいということになりそうだ。
SOX指数は2%の下落。
このところ堅調だった小型株のラッセル2000は-3.96%と大きく下落した。
VIXは終値で15ptに乗せ、一時17.94まで上昇している。
参照リンク(日経などは有料会員記事)
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■日本相場
前日の日経平均はまさかの1,000円超の上昇。
中国株式市場休場のマネーも入ってきたか。
反動安が起きるのか、バブル後高値まで一気に突っ走るか?
この流れに乗って儲けるか、静観するか投資家は迷いどころか。
と思っていたら米株が大幅安。
今日は300円程度下げての寄り付きになりそうです。
買い遅れた投資家の押し目買いは入りそうなので、下げっぱなしはないと思われます。
しかし昨日1,000円ほどの上昇と急騰したので、38,000円を超えていくほど強気にはなれ無さそう。
寄り付き下げから昨日終値まで戻すようなことがあれば、米株とは切り離されたお祭り市場と見なされるでしょう。
参照リンク(日経などは有料会員記事)
日経平均終値、1066円高の3万7963円 34年ぶり高値 - 日本経済新聞
日経平均株価、史上最高値視野に 「割安日本」に投資マネー - 日本経済新聞
日経平均、米株大幅安が重荷(先読み株式相場) - 日本経済新聞
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その他
NY株ハイライト ナスダック一時高値、メタ初配当の余韻 - 日本経済新聞
メタの配当は他の大型ハイテク株に株主還元を促す可能性がある。ゴールドマン・サックスのデビッド・コスティン氏は、無配が続くアルファベットとアマゾン・ドット・コムについて「配当開始の高い可能性を示唆するファンダメンタルズ(基礎的条件)を備えている最大の銘柄だ」とみている。安定した収益や高い利益率などが配当を実施する企業に共通の特徴という。シティグループもアルファベットについて「メタの取り組みが配当導入を検討する圧力になりうる」と指摘した。
メタの配当は成長投資の減少を示すように思っていたのだが、財務面からは実施は適切との声もあり好感されているようだ。
アマゾンとアルファベットに配当の外圧をもたらすとの指摘は確かに。
配当実施は将来の収益の自信を示すことに繋がり、メガハイテクの新しい株価上昇要因となるかもしれない。
ドイツ首相「無責任で危険」 NATO巡るトランプ氏発言 - 日本経済新聞
「誰も欧州の安全保障をもてあそんだり、駆け引きに使ったりしてはならない」と訴えた。
トランプ氏が大統領になったら、もてあそんだり駆け引きだけの世界になる。
こうやって恐れれば恐れるほど、世界に影響力を与えられる人物として評価が上がる側面も。
現在の世界をコントロールしてる人々に、アメリカが影響力を示せることを望んでいるアメリカ人も多いと思っている。
MSCI定期入れ替え、スクリンを採用、ベイカレント、コーテクHDなどを除外 | 個別株 - 株探ニュース
日本時間の13日早朝にMSCIの定期入れ替えが発表された。今回の見直しでは、SCREENホールディングス<7735>が採用された。一方、ベイカレント・コンサルティング<6532>、大和ハウスリート投資法人<8984>、コーエーテクモホールディングス<3635>、コーセー<4922>、王子ホールディングス<3861>、オープンハウスグループ<3288>、住友化学<4005>、東ソー<4042>の8銘柄が除外された。2月29日の取引終了後に入れ替えが実施される。
1銘柄入って8銘柄除外。
日本企業の採用数はどんどん減っていくな。