寄り前
前場&後場
2023/09/19
休場明けの日本市場、寄り付きから約1時間経過。前週末の半導体の悪材料で日経平均は下落。寄り付きから下げ幅を縮めるも戻りは鈍い。
TOPIXは前日終値と変わらぬ水準で、指数構成銘柄の違いが明暗を分ける形に。
前場終了5分前
日経平均は寄り付き下落から反発も、再度下落し本日の安値圏に。そのまま前場を終えそう。
金曜の上げ幅を帳消しにする水準。
TOPIXは日経よりは下げ幅小さいが軟調。
ドル円はFOMCを前に小動き。
大引けとコメント
2023/09/19
連休明けの日経平均は3日ぶり大幅反落。大引けの値は290円安の33,242円。
休場中の米国半導体安が日経平均を押し下げた。だがTOPIXは連日バブル後の高値を更新しているため、悲観的な見方は強くない。
明日はFOMC結果待ちで終日様子見ムードと見られている。
連休明けの日経平均は大幅反落。
TSMCが半導体製造装置の納入見合わせを取引先に通知し、SOXが下落したことが半導体株安につながった。
米国でアームの下落でSBGが下落するなど、指数寄与度の高い銘柄の影響を強く受けた。
東京レクトロン、アドバンテスト、SBG、ファーストリテイリングで日経平均を250円押し下げた。
直近2日間に急伸(820円高)した反動安という側面もあったかもしれない。
TOPIXは連日バブル後の戻り高値を更新しており、相場全体を悲観的に見る向きは少ない。
TOPIXの強さには9月末の配当権利取りの動きもあり、今週ぐらいまでは下支え材料になるか。
明日の米国時間にFOMCの結果が判明のため、明日も日本は終日様子見ムードか。
木曜日にFOMC結果を消化しても、日銀会合の結果が出るのが金曜なので週間を通して様子見姿勢か。
本日の米国市場見通し
21:30に8月住宅着工件数と8月住宅建設許可件数
FOMCの1日目となっている。
今晩はFOMCを前に様子見姿勢が強いだろう。
今回のFOMCは利上げ見送りが予想されているものの、経済見通しや金利予想、パウエル議長講演などを確認したい意向は強い。
ゴールドマン・サックスは11月も利上げ見送りを予想しているが、FOMC通過までは金利などの動きは限られそうだ。
原油は3日続伸で90ドル台に到達しており、本日も動向が注目される。