ぽろの投資日記【相場コメント】

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2023/07/31【米国市場】週末の指標や決算を控え、相場を動かす材料もなく小動き 7月月間でダウ+3.35%、 S&P500+3.11%、ナスダック+4.05%

 

 

米国市場概況

 

 

 

 

相場へのコメント

7月最終日は前日終値を挟んだ推移が続き、3指数とも引けにかけて上昇を見せて終えた。

7月は経済指標は底堅く、インフレ鈍化傾向が続き、FRBは利上げをしたものの最後の利上げであるとの期待が高まる月に。

ソフトランディング期待が大きくなり、弱気だった投資家心理が明確に改善する月となりました。

弱気派で知られるモルガン・スタンレーのマイケル・ウィルソン氏が「間違っていた」宣言をするなど、年初から目立った景気後退組、株価弱気派が降参したのも印象的でした。

 

 

ここからの8月9月は相場のボラティリティが上昇し、株式はさほど強くない月として知られています。

個人的には8月には世界的な金融不安が起きたり、嫌な記憶がまとわりつく月というイメージ。

バカンス本格化で夏枯れのイメージも強い月です。

7月終値から1か月間どのような動きをして、どの水準で着地するでしょうか?

 

 

FRBの調査によると、米銀は第2四半期に融資基準を引き締めたことと、企業や消費者からの融資需要が減退したことが分かったようです。

FRBのよる利上げがしっかり効果を表しており、さらに年内に引き締めが予想されているとのこと。

消費者がこの状況に耐えて、インフレ期待が収まったのは本当にすごいですね。

夏が終わると来年の大統領選モードに入っていくと思いますが、このコロナ後の後始末としてのインフレ騒動の米国民の総括は現時点、来年の選挙時でどうなっているでしょうか。

米フロリダ州のデサンティス知事(共和党)は「FRBとパウエルFRB議長が金融緩和によってインフレをあおり、物価圧力が一時的なものだとのバイデン政権の主張を受け入れたとし、批判を強めている。利上げで平均的な米国人が打撃を受けたと主張。」とのこと。

大統領だけでなくFRBパウエル議長も俎上に乗るかもしれないですね。

株価にも影響が大きくなりそうです。