米国市場概況
2023年7月17日の米株は上昇。
— ぽろ (@champoro1) 2023年7月17日
寄付は中国経済指標悪化でスタートは弱かった。しかしNY連銀製造業景況指数は市場予想を上回り、価格指数が下落基調を保った。先週から続くディスインフレとソフトランディング期待が株式に買いを呼び込んでいる。
S&P 500 Map https://t.co/Drb3kvGQAP via @FINVIZ_com
今週からFRBはブラックアウト期間。利上げに関する発言は来週FOMCまで無し。
— ぽろ (@champoro1) 2023年7月17日
原油は先週の利益確定と中国経済指標悪化の需要減退が懸念され下落。
ロシアが黒海での輸出協定を停止したが、小麦は一時の買いが入った後は利益確定売りで下落した。
ナスダック100のリバランスは特に悪影響ない模様。 pic.twitter.com/02KwXxRZle
相場へのコメント
米国は買いの勢いが止まらない。
寄り付きこそ中国の経済指標悪化と先週からの利益確定売りなどが先行したが、終わってみればハイテク中心に上昇した。
この日は個別材料も豊富だった。
テスラの新商品やアップルの目標株価引き上げ銀行株の決算などが好反応を示した。
NY連銀製造業景況指数は予想を上回り、ソフトランディング期待が高まった。
価格指数は下落基調を保ったということで、ディスインフレ期待も高まった。
この日はフォードがEVの最安モデルを1万ドル近く値下げすることを発表。
EV市場は特殊な競争環境もあるだろうが、米国企業で値下げの動きが出ていることがディスインフレがより意識されそうだ。
今後多少インフレになったとしたら、株式市場は混乱するだろうが、実生活では雇用が安定していることが安全弁となりそうだ。
この日はハイテク中心に上昇しており、ナスダック100のスペシャルリバランスは特に悪影響を与えていないようだ。
この日からブラックアウト期間でFRBの発言なないので、市場の楽観度合いが更に進むかもしれない。
債券市場は来週のFOMCを睨んで様子見するかもしれないが、株式市場は決算発表が好材料になれば更なる買いが入ってくるかもしれないと思わせる状況だと感じている。