ぽろの投資日記【相場コメント】

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2023/07/14【日本市場】日経は小幅反落 前場にSQも絡んでか大きな値幅 後場は3連休前の週末で小動き

寄り前

 

 

champoro.hatenablog.com

 

 

前場後場

 

 

 

 

SQ値はQUICK試算で32484.24円

 

 

 

 

 

 

大引け

 

コメント

SQということもあり前場に550円超という値幅が出たが、後場は3連休を控えて小動きといった日。

今週は水曜までが軟調で、木曜に大幅反発、金曜に小幅反落となった。

週間で6円も円高が進むのは想定されなかっただろう。

今日も前場円高進行する場面があったし、後場は円安に振れるなど読めない動きをしている。

後場に円安でも指数上昇できなかった点は、参加者が目先にあまり強気になれないということだろう。

 

今日のSQ通過後に買いが続かなかったことにより、昨日の大幅上昇もSQ睨んだ一時的な減少だったと捉えられるかもしれない。

円高の背景は「FRBの利上げ観測に終わりが見えたと判断されていること」「日銀の政策修正の思惑(YCC修正)」と言われている。

FRBの思惑は出てくる経済指標から根拠がある想像が働くが、日銀は完全に憶測だと思う。

しかしこの憶測が強い値動きをもたらしているようだ。

円ショートも貯まっているので、実際に変動が出てしまうと円高加速する状況にあると思う。

本日の欧米時間に6円円高の修正や反動が出てくるか見ものとなる。

 

ちなみに今日の朝方の300円超の上昇はSQに絡んだ要因が大きいと思うのだが、相場解説は「前日の米株高を受けて上昇した」と書いてあるものばかりだった。

「SQで上げた」では根拠がないから記載されないのだろうか?

相場解説にこういう制約がある。

値動きがすべて記述されていると思わないほうが良いと思う。

 

 

本日の米国市場見通し

 

寄り付き前に金融機関の決算。

大型の銀行株はストレステストも合格し、破綻のリスクも無い点は安心。

だが将来見通しや引当金などが個別企業の業績を超えて、米国の景気動向を連想させるだろう。

 

23時にミシガン大学消費者態度指数。

長期の期待インフレ率に低下が見られれば、さらにFRBの利上げ観測が弱まるだろう。

米国金利が動けば今週大きな変動が見られたハイテク株、ドルが改めて変動すると思われる。

週末なので利益確定やポジション決済の動向も入り混じるだろう。

 

ドル安に連動して上昇している金やWTI原油なども値動きが気になるところ。

米国はリスクオンの雰囲気が高まっている。

今週までで雇用統計、CPIとPPIを通過し未到来のFOMCは0.25%利上げなら織り込んでいる。

目立った売り要因が無い中で、大きな動きがみられるかもしれない。