ぽろの投資日記【相場コメント】

相場の概況や思ったことを日々更新します。相場概況、個別銘柄やニュースへの意見はあくまで個人の意見であり、投資を推奨するものではありません。投資判断は各自で責任を持ってお願いします。 記事に記載のURLには商品の紹介や仲介料が発生するものが含まれる場合があります。(Amazonアソシエイトリンク等)

2023/07/13【日本市場】米株高、円高一服で日経は大幅反発 引け後先物で32,500円を軽々超える動き 先月の上昇の勢いが帰ってくるか?

寄り前

 

champoro.hatenablog.com

 

 

 

 

対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は7月2-8日に国内株を2週連続で買い越した。買越額は1817億円だった。

 

前場後場

 

 

大引け

 

コメント

さすがに日経TOPIXは大幅反発した。

為替は円高気味なのだが138円割れが無かったことで、これ以上の急速な円高警戒が薄れた模様。

日経は前日までに1800円程度下落しており、ついにようやく自律反発が見られた。

ドル円は1週間で6円ほど円高に振れており、こちらも自律反発か。

 

今の為替の一番の変動要因は金利と思うが、この変動要因が日米中央銀行の言動にかかっている。

市場は現状の「米引き締め/日本緩和」の流れが変節することを感じ取って、ドル安円高の動きを見せている。

しかし今月の会合で「現状方針を継続」とするとひっくり返る可能性がある。

今回の会合限りではなく、将来見通しを頑なに変更しない意思を示せばより混乱が大きくなるだろう。

中銀会合が終わるまで為替は手が出しにくいと感じている。

 

日銀に関しては岸田政権が秋に衆議院解散・総選挙を考えているので、その解散手前での金融引き締め(=景気悪化につながる)決定をしたくない、という意見も。

その選挙を考慮して次回の9月以降ではなくて、今月に変更を出すのではという推察があるようだ。

日銀は政策を変更しても「選挙日程が理由です」とは言ってくれないだろうから、こういう推察は確かめようがない話ではあり、投資判断とするには考慮が必要だろう。

 

 

明日は金曜日で週末となる。

今週は水曜までさえない展開で、木曜の本日に大幅反発を見せた。

今日の上昇が日本市場にスイッチを入れれば、先月などの強い動きが復活するかもしれない。

「やはり、弱い」という判断なら週末が意識されポジションを解消されるかも。

明日はSQでもあり、寄り付きの動きから注目度が高そうだ。

 

本日の米国市場見通し

21時30分にPPIと新規失業保険申請件数が発表される。

物価指標と雇用指標はFRBの利上げ見通しに影響が大きそうだ。

PPIはインフレ鈍化が見込まれている。

昨日のCPI同様に金利低下を招いて一段の株高につながるか注目したい。