ぽろの投資日記【相場コメント】

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2023/07/11【日本市場】日経は6日ぶり反発 5日続落の1563円安に対し13円高と小幅 明日もCPI前で本日と似たような相場か

寄り前

 

champoro.hatenablog.com

 

 

 

 

前場後場

 

 

 

 

 

 

大引け

 

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日経はETF分配金売りという需給悪化イベントを通過するも奮わず。

32,500円が重い様子であり、ここを抜けても25日移動平均線が上値抵抗になりそうなイメージ。

5月からの上昇相場の潮目が変わってきたのが明白になっている。

 

ドル円の節目も変わっていて、明日のCPIでひっくり返る可能性はあるもののドル安円高トレンドに転換。

ファンダメンタルズの変化がなかったとしても、円高が進んでいることは日経TOPIXにはマイナスだろう。

CPIが通過しても日銀が緩和修正を打ち出すリスクがあるうちは、ドル高円安転換は望めないと思われる。

日銀が緩和を維持しても、「次の会合で修正では?」という疑念が湧いてくる。

FRBが利上げしたとしてもあと数回であろうし、2回までは米国が織り込んだことを思うと日米金利差の一層の拡大は難しそう。

145円より上の動きは日本政府の為替介入も意識される。

 

今日の冴えない動きがCPI前や決算間近の様子見ムードであれば、明日も似たような様子見姿勢となりそう。

円高の進行が止まらず140円台を維持できないと、32,000円を割れてしまうかもしれない。

 

本日の米国市場見通し

 

昨日は突然「ナスダック100」のリバランスが発表された。

米国市場はそれほど悪材料とは受け止めていないようだが、少数銘柄がけん引する指数に改めて警戒が広がるか。

リバランス内容は今週末に発表されるようで、また一つ手控え要因が増えたかもしれない。

 

今日は明日のCPI、明後日のPPIと物価指標を見極めたいのと、週末の銀行決算を前に様子見ムードと見ている。

FRBの利上げも先が見えてきたという雰囲気が強く、米金利が低下圧力が強まっている。

ドル安とセットでハイテク株が上昇すれば分かりやすいが、ハイテクが上がる流れも一服しているようだ。

 

いろいろと先月までの流れが停滞したり変化したりしている。

米株の動きがグローバルなリスク資産へのセンチメントを決めそうだ。

注意深く見ていきたい。