米国市場概況
米株は4日ぶり反発も小幅高にとどまる。
— ぽろ (@champoro1) 2023年7月10日
目立つ取引材料が出ない中、翌日のCPIを前に持ち高調整(株はハイテク売り、債券は買い)が見られた。
複数のFRB高官が発言した。年内数回の利上げ支持が多かった。引き締めサイクル終了も意識された。
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シティグループが米国株の投資判断を「買い」から「中立」に引き下げ。AIへの陶酔を消化する段階に入り、株価下落の可能性を指摘。
— ぽろ (@champoro1) 2023年7月10日
米証券取引所ナスダックはナスダック100指数の特別リバランスを24日の取引開始前に実施すると発表。指数構成ウェートの調整が実施される模様。 pic.twitter.com/bU3iV6FHtd
相場へのコメント
米株はCPIを前にポジションの調整などが起きた。
先週上がり過ぎた金利は債券買いが起きて、上昇したゴールドや原油には利益確定が入った。
ドルは引き続き弱い展開が継続した。
この日の米国株は真新しい材料があるような、ないような状況という印象。
FRB高官の発言では年内複数回利上げが引き続きコンセンサスも、利上げの最終局面が見えたとの報道が多かった。
ただし高官の中でもアトランタ地区連銀のボスティック総裁は追加利上げの必要性に懐疑的な意見を述べていた。
シティグループの米国株の投資判断「買い」→「中立」も今後どこまで影響があるかという感じはする。
ナスダック100指数の特別リバランスについては、米経済誌バロンズがアップル、マイクロソフト、アルファベット、アマゾン・ドット・コム、エヌビディア、テスラの6銘柄で指数構成ウエートの調整が実施される可能性が高いと指摘。
どれほどのインパクトがあるものなのか、現時点では分からない。
CPIは事前予想では鈍化傾向が継続する見込みとなっている。
コアCPIなどが波乱をもたらすことが無いように祈るばかり。
なんにせよ、CPIの内容を確認するまで次の動きは無いようだ。