米国市場概況
2023年7月11日の米株は主要3指数がそろって続伸。個別銘柄に好材料が多かったダウが最も上昇。
— ぽろ (@champoro1) 2023年7月11日
セクターでは前日比変わらずのヘルスケアを除く10セクターが上昇。CPIを前に買い戻しの動きが優勢だった。
ドル指数が下落し2カ月ぶりの安値。
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明日のCPIは警戒されているが、7月の0.25%の利上げは確実視されている。市場はその先の9月や11月の利上げ有無の判断材料と捉えている模様。
— ぽろ (@champoro1) 2023年7月11日
ドル安で原油や金が上昇。
ポンドは予想を上回る賃金の伸びを受け15ヶ月ぶりの高値をつけた。ショートカバーのドル円とともに、対ドルで強さを見せている。 pic.twitter.com/EsNAqZHD9k
相場へのコメント
主要3指数が2日続伸とCPI前でも堅調さを見せている。
ナスダック100のリバランスなども特段影響が見られなかった。
詳細が発表される14日の内容次第だろう。
株式、為替、債券とCPIを前にポジション調整など起きている。
しかし本日のCPIがどうであれ今月の0.25%利上げ再開は織り込んでいるようだ。
今日のCPI結果は9月と11月のFOMCの利上げ判断の材料になるとのこと。
市場が警戒しているのはインフレ鈍化傾向が続かなかった場合で、その場合は残り年内2回利上げの確率が高まり株などにはマイナスとなりそうだ。
9月までは経済指標、物価指標、雇用指数も1回は出るのだから、今日のCPIですべてを読み切ることはできないだろう。
先週は利上げの恐怖におびえたが、今週は利上げも最終局面であると認識され楽観ムードなようだ。
今日のCPIが無難通過ならその雰囲気がより一層強まるだろう。