寄り前
取引開始前に発表された5月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支
出が前年同月比4.0%減少した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.4%減だっ
た。
前場&後場
日経は寄り付きからの下げから切り返す形。まだ前日終値は回復できていない。マザーズはプラ転。
— ぽろ (@champoro1) 2023年7月7日
ソシオネクストは15,000円で寄り付いてから上げ幅を広げている。現在17,000円。
引け後と翌日にETF分配金売りが控える。買いが入りにくい局面だが、今週下落の売り方買い戻しは期待できるか? pic.twitter.com/YpPO4lLDwZ
日経切り返しもプラ転はできず。
— ぽろ (@champoro1) 2023年7月7日
週末は買い戻しどれくらいあるだろうか。今日と月曜でETF分配金捻出という見えてる売り要因があるのも難しくさせてるな🤔
マザーズはソシオネクストと同じような動きになってる。一蓮托生か。ソシオは午前の値動き見る限り、上がる勢い無さげに見える。 pic.twitter.com/t8nURv9MoG
だんだん物価に迫ってはきたけど、春闘賃上げ効果が物価に追いついても一時的な気がするな〜。
— ぽろ (@champoro1) 2023年7月7日
5月の実質賃金 前年同月比1.2%減 14か月連続マイナス | NHK https://t.co/cHB2DL4QYF
大引け
2023/07/07の日経平均は4日続落。
— ぽろ (@champoro1) 2023年7月7日
前日の米国株はADP雇用統計やISM非製造業景況感指数を受けて金利上昇し株に逆風。
日経は寄り付き400円超安から切り返すも、引けにかけて下げ幅拡大して後場の安値で終了。引けではETF分配金捻出売りが意識されたか?来週月曜も捻出売りあり。 pic.twitter.com/As1ehzOLal
先月27日の直近安値(32,306円)は割り込まず反発した。この水準での押し目買いは機能した模様。
— ぽろ (@champoro1) 2023年7月7日
今晩の米国は21時30分の雇用統計に注目。非農業部門雇用者数、平均時給、失業率がFRBの利上げ動向に影響する。すでに7月利上げ再開は確定と織り込まれている。年内2回利上げがどの程度意識されるか?
コメント
日経平均は4日続落。
今日は材料に素直になったイメージ。
- 雇用統計があるから様子見姿勢で動けないだろう
- ETF分配金捻出売りがあるから下げるだろう
先月までの日経平均なら、この手の材料をあざ笑うかのように下げていたはず。
米株が弱くても日経だけは強いターンは終わったようだ。
今週は25日移動平均線も割れている。
来週の月曜日にもETF分配金の捻出売りが控えている。
今日は先月27日の直近安値(32,306円)は割り込まず反発できたけど、ここも易々と割り込む展開になると更に一段の下げに見舞われるかもしれない。
来週末はSQとなるので、どの水準が最終的に意識されるか気になるところ。
今夜の米国の雇用統計の反応は大事だろう。
NFP、平均時給、失業率が全部悪い方向に解釈されると、日経もかなり厳しい展開になるという気がする。
個人的に2,000円下げても3万円あればいいじゃん、と思ってしまうけど。
本日はマザーズ指数は反発した。
ソシオネクストと一蓮托生のような動きには驚いた。
ところで。
ソシオネクストの時価総額や信用倍率を見れば「ソシオネクストショック」というのは指摘は的を射ていないというアカデミックな人のコメントを見た。
ソシオネクストというのは、それほど市場を揺らす材料ではないという指摘だと思う。
正直相場を知らない学者の意見だなぁ、と思う。
株式投資家は目先の動きで心理がブレブレになって、やり過ぎてしまう集団なのだから全体時価総額の割合とか合理の世界とは別に動いている。
日経の構成銘柄でなくても市場心理を揺らせば、指数は揺れるものだと思いますよ。
アカデミックな人はしばらく経ってから、相場に与えた影響を分析するのがお仕事だから「待ち」の姿勢になるのが正解なのだろうけど。
本日の米国市場見通し
21時30分に雇用統計が発表される。
今週は米国の金利見通しに揺れていて、2回利上げの確率が増えてくると週末の手じまい売りが加速するかもしれない。
アジアや欧州も株価は崩れているような感じなので、ここで王者米国が傾いてしまうと来週は世界に不安が広がってしまいそう。
23年下半期になっても結局相場の最も大きな材料は「金利」であるようだ。