ぽろの投資日記【相場コメント】

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2023/07/06【米国市場】AD雇用統計が市場予想の2倍以上 労働市場の堅調さにFRBの年内2回利上げを市場が徐々に織り込み始める

米国市場概況

 

 

 

 

 

相場へのコメント

ADP雇用統計、JOLTS、ISM非製造業景況感指数とあったけど、一番のサプライズはADP雇用統計だろうか。

予想より2倍の結果というのに市場が動揺している。

ADPと実際の雇用統計は数字が乖離していることも多いのだが、予想との差が大きすぎてショックが走った。

 

雇用統計2日後に発表されたとしたら、この指標は見向き去れないと思うのだが事前に出るとどうしても市場をひっかきまわしてしまう。

市場ではFRBの年内2回の利上げも徐々に織り込む動きとなっているようだ。

 

インフレ指標は落ち着いている中で経済状況が堅調、労働市場が引き締まっているという理由で予防的な利上げが続いてしまうのだろうか?

2年債利回りは一時5%を超えて、10年債利回りは終値で4%に乗せた。

 

 

チャート的には主要3指数が下げ幅を縮めて終えているし、アップルやマイクロソフトはこの日上昇しているので悲観ムードの高まりも極度というわけでもないようだ。

今日の雇用統計はショッキングな数字が出ても、今日で織り込んでいるぐらいになることを期待しているが。

上半期がナスダックを中心に大幅に株価を上げたのもあって、下半期は株式市場の現在位置に懐疑的な見方が主流なようだ。

「良いニュースは悪いニュース」という雰囲気に包まれてスタートしている。