ぽろの投資日記【相場コメント】

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2023年6月15日【日本市場】日経は5日ぶり反落 後場ジリ安は買い方心理の変化? 今夜の欧米は21時~22時台に経済指標多数 

寄り前

 

 

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  • 日経平均は昨日までの4日続伸で1800円を超す上げ
  • 取引開始前に発表された4月の機械受注統計は、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比5.5%増だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は3.0%増
  • 取引開始前に発表された5月の貿易収支は1兆3725億円の赤字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は1兆3523億円の赤字
  • 対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は6
    月4-10日に国内株を11週連続で買い越し 買越額は1兆3249億円

前場後場

 

 

 

 

 

 

 

 

大引け

 

 

コメント

 

ここ最近の日経は500円変動に見慣れたので、今日の方向感のない動き、13時以降のジリジリ下げは不自然さを感じてしまう。

 

今日はドル円のドル高円安も驚きでした。

昨日の米国FOMCは予想外の年内2回利上げ予想という発表。

しかしその後のパウエル議長発言で「利上げは確定的ではない」で打ち消したかと思っていました。

しかし米国金利は上昇しましたね。

 

野党が明日に内閣不信任案を出すようです。

そして岸田首相は受けて立つと見られています。

 

衆議院解散総選挙となると物価は焦点になるだろうから、円安が進んでいく状況は政権が嫌がりそう。

為替介入の判断は日本政府なので、マーケット関係者の合理的な予想とは別に政治が大きな要素になるかもしれませんね。

ロイターのエコノミスト予想だと為替介入あるとすれば145円が最多とのことですが、どうなるでしょうか。

 

本日の米国市場見通し

今晩は経済指標が多数。

 

・21:15 欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表
・21:30 米5月小売売上高
・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数
・21:30 米・6月NY連銀製造業景気指数
・21:30 米・6月フィラデルフィア連銀製造業景況指数
・21:45 ラガルドECB総裁会見
・22:15 米・5月鉱工業生産
・22:15 米・5月設備稼働率

米国だけでなくECB理事会で欧州も相場の変動要因となりそうです。

ECBは年内利上げをどこまで考えているでしょうか?

単一国ではないので各国の利害も対立しそうです。

21時から22時の間に米国指標とミックスで複雑な相場変動を起こすかもしれません。

 

米国は昨日のPPIが低下し物価高警戒は薄れたものの、FRB参加者は年内2回の利上げ見込み。

しかしパウエル議長は出てくる経済指標ごとに判断との立場。

雇用状況、消費の傾向が米国経済に与える影響を吟味することになりそうです。

 

それとは別に昨日のエヌビディア5%上昇などAI関連の動きにも注目。

金利や経済に関わらずハイテクが評価されれば、ナスダックとSP500は上昇が見込まれます。

 

今日の日経が後場に買い方の勢い変化が見られたように、欧米市場でも何かしらの変化を感じることになるか。