前日の米国株式
本日の日本市場




4万円到達も終値では維持できず
本日の日経平均は休場明け。休みの間の米株が堅調で、日経平均亜h4日続伸となった。寄り付きから4万円台を達成し、前場は上値を目指した。しかし後場には上値が重くり、終値では4万円割れ。
半導体株が上昇をけん引した。東京エレクトロン、SBG、アドバンテストで300円近く押し上げている。
ドル円は150円手前まで円安が進む場面あるも、その後は軟調に推移した。149円台は維持しているが150円突破は何か材料が必要か。
アジア株が後半に急落

日経平均が後場に弱含んだのはアジア株の軟調さが関係しているかもしれない。上海総合-2.5%、ハンセン-3.92%となっている。昨日は中国の財政刺激策の具体策が無くてもアナウンスだけで好感していたが、今日は崩れてしまったようだ。
石破政権が高市トレード超え
自民党総裁選の最中につけた日経の高値は39,829円。俗に高市候補が総理になることを期待した為「高市トレード」と呼ばれるラリーの高値。本日は日経平均が終値39,965円だったので石破政権が記録を更新したといえるだろう。
総理が誰でもドル円、米株次第な日本市場
今日は衆議院選挙の告示日で各地域で候補者のアピールも始まっている。その日に日経平均は4万円達成をしたが、この大台への関与として石破政権の効果は限定的か。
日経が大台を付けたのはドル円が円安ドル高で、米株が堅調さが大きいと思える。ドル円が円安なのは石破総理発言で日銀利上げが封印されたこと、そして米金利が上昇してドル高になったのが原因。米株高はFRBが利下げ方針に舵を切ったことと、決算期待が高まっていることが背景にある。
日銀の利上げを抑制的にさせたのは石破総理の発言なので、政権効果といえそう(本位なのかは不明、選挙後に翻すかも)。しかしそれ以外の要因は米国の金利や株価動向次第といえる。
今後の日経平均の浮沈も米国の影響次第となるだろう。日本株は3月決算が本格化するのは来週以降になるので、個別株に手が出しづらい。米株が上がればついていくだろうが、横ばいの場合は大台に到達しても利益確定が優勢な状況が続くのかもしれない。
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日経平均株価4日続伸 終値304円高の3万9910円 - 日本経済新聞
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自民総裁選の高市トレード高値は39,829円なので、石破政権が高市氏期待を上回った。上昇理由としては石破首相発言でドル円は円安はあったが、米株上昇に連れ高しているのが大きいだろう。
— ぽろ (@champoro1) 2024年10月15日
日経平均株価、一時4万円台回復 3カ月ぶり - 日本経済新聞 https://t.co/RhHR0XqnFR
また時価総額1位を取る可能性が出てきたエヌビディア。衰退論も良く聞きますが、結局は市場で評価される銘柄。
— ぽろ (@champoro1) 2024年10月15日
エヌビディアが最高値、時価総額3.39兆ドル 首位アップルに迫る https://t.co/kVNLGYSgvN
無断欠勤をすると無期限でアプリ利用できなくなる仕組みがあるが、これが職業安定法に違反するらしい。スポットワーク事業者が指導を受けたらしい。代表銘柄のタイミーが下落。
— ぽろ (@champoro1) 2024年10月15日
タイミーが急反落、「スポットワーク」巡り厚労省が指導と伝わる | 個別株 - 株探ニュース https://t.co/PZaGz2BrEU
中国指数連動のETFは今日もS安出てるのか。逃げ遅れると恐ろしいハメ込み。次回以降の中国大型連休では今回ほどS高続かず、利食い入れての展開とかなりそう。
— ぽろ (@champoro1) 2024年10月15日
本日の【ストップ高/ストップ安】 引け S高= 13 銘柄 S安= 6 銘柄 (10月15日) | 個別株 - 株探ニュース https://t.co/XbqrcJcOwD
ニュースなど
世界の緊張が高まりましたね。北朝鮮も韓国にさかんに口撃しているし、地政学リスクが中東やロシアとウクライナだけでなく、世界的に高まっていることを感じます。日本にとっては余程警戒すべき地政学リスクだが、マーケット(特に日本)は全く反応しないですね。マーケットだけでなくメディアが取り上げない限り日常生活でも危機感は高まらない模様。
9月27日の直近高値(3万9829円)も上回って推移した。この日は自民党総裁選で「アベノミクス」の継承を掲げる高市早苗氏の勝利が市場で想定され、前のめりで上昇していた面があった。その水準を上回ったことで短期筋によるショートカバー(売り方の買い戻し)の動きが加速し、日経平均を押し上げたとの見方もあった。一時4万円を上回ったことで達成感が広がり、戻り待ちや利益確定目的の売りが上値を抑えた。 日経平均の25日移動平均(前週末時点で3万7783円)からの上方乖離(かいり)率は「買われすぎ」を示す5%を超える場面があり、短期的な過熱感も意識されやすかった。
明日以降に4万円台が定着するかに注目ですね。本文でも書いたけど米株とドル円次第でしょう。
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